運行管理者試験・過去問題

実務上の知識及び能力

問30 荷主からの運送依頼に基づき、A営業所の運行管理者が立てた次の運行に関する計画等の1~6について、適切なものをすべて選びなさい。なお、解答にあたっては、〔荷主からの運送依頼事項〕及び〔運行に関する計画等〕に記載されている事項以外は考慮しないものとする。


〔荷主からの運送依頼事項〕
〇A営業所から一箱20キログラムの荷物210箱を、E地点まで運送する。
〇荷下ろし先(E地点)への到着時刻は14時とする。


〔運行に関する計画等〕
1.本運送には、乗車定員2名、車両総重量が9,000キログラム、最大積載量が4,250キログラムの平ボディ車両を使用する。なお、荷物210箱を当該車両の荷台に積載することができることを事前に確認する。

2.運行開始が、所属するA営業所と離れた場所にあるB車庫からとなるので、運行管理者の補助者がB車庫に出向き、運転者に対する乗務前の点呼を対面により行う。

3.運行経路として、11時45分から13時30分まで道路標識等により最高速度が指定されていない高速自動車国道(法令による最低速度を定めない本線車道に該当しないもの。)のC料金所~D料金所間(この間の距離は158キロメートル)を走行する。

4.連続運転時間が「自動車運転者の労働時間等の改善のための基準」に違反しないよう、出庫後、連続1時間35分運転後に5分休憩し、次に連続1時間20分運転後に25分休憩し、さらに連続1時間運転後に20分休憩し、そして連続3時間運転して乗務を終了する。

5.本運行の担当運転者に対する酒気帯びの有無の確認については、乗務前の点呼でアルコール検知器を用いて確認するので、乗務後の点呼においては、当該運転者からの報告と目視等による確認で酒気を帯びていないと判断できる場合には、アルコール検知器を用いての確認は行わない。

6.本運送の担当運転者に対して、乗務等の記録に貨物の積載状況を記録するよう指示する。


 

実務上の知識及び能力

問29 自動車の走行時に生じる諸現象に関する次のア、イ、ウ、エの文中、A、B、C、Dに入るべき字句を下の枠内の選択肢(1~8)から選びなさい。

ア.〔 A 〕とは、路面が水でおおわれているときに高速で走行するとタイヤの排水作用が悪くなり、水上を滑走する状態になって操縦不能になることをいう。

イ.〔 B 〕とは、雨の降りはじめに、路面の油や土砂などの微粒子が雨と混じって滑りやすい膜を形成するため、タイヤと路面との摩擦係数が低下し急ブレーキをかけたときなどにスリップすることをいう。

ウ.〔 C 〕とは、フット・ブレーキを使い過ぎると、ブレーキ・ドラムやブレーキ・ライニングなどが摩擦のため過熱してその熱がブレーキ液に伝わり、液内に気泡が発生することによりブレーキが正常に作用しなくなり効きが低下することをいう。

エ.〔 D 〕とは、タイヤの空気圧不足で高速走行したとき、タイヤに波打ち現象が生じ、セパレーション(剥離)やコード切れ等が発生することをいう。


1.ウェット・スキッド現象     2.クリープ現象
3.ジャックナイフ現象       4.蒸発現象
5.スタンディング・ウェーブ現象  6.ハイドロプレーニング現象
7.フェード現象          8.ベーパー・ロック現象


 

実務上の知識及び能力

問28 緊急事態等に関する次の記述のうち、事業用自動車の運転者又は運行管理者の措置として適切でないものをすべて選びなさい。

運転者は、中型トラックで高速道路を走行中、大地震が発生したのに気づき当該トラックを路側帯に停車させ様子を見ていた。この地震により高速道路の車両通行が困難となったので、当該運転者は、運行管理者に連絡したうえで、エンジンを止め、エンジンキーを付けたままにし、窓を閉め、ドアをロックしない状態で当該トラックを置いて避難した。

大型トラックが荷物を積載して高速道路を走行中、アクセルを踏んでも車速が上がらず徐々に減速してきて今にも停止しそうになったため、当該トラックの運転者は、やむを得ず当該トラックが停車することができる幅のある路側帯に停車させた。昼間で視界も良好であったため、運転者は非常点滅表示灯を点灯させたものの、停止表示器材の表示は行わなかった。

大型トラックに荷物を積載して運送中の運転者から、営業所の運行管理者に対し「現在走行している地域一帯に大雨注意報が発令されており、雨が強く降り続いて視界が悪くなってきたので一時運転を中断している。」との連絡があった。連絡を受けた運行管理者は、こちらでは何もできないと考え、運行する経路を運転者自ら判断し、また、運行することが困難な状況に至った場合は、適当な待避場所を見つけて運送の中断等を運転者自らの判断で行わせることとした。

運転者は、大型トラックで踏切を通過する際、後輪が脱輪して運行不能となり、踏切内で立ち往生してしまった。このため、当該運転者は直ちに踏切支障報知装置の非常ボタンを押すとともに、発炎筒を使用して列車の運転士等に踏切内に当該トラックが立ち往生していることを知らせた。その後、当該トラックを踏切の外に移動させるための措置を講じた。


 

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