システム

アディレクト 「電子キロ程図」がバージョンアップ

 「その運賃の根拠は」と尋ねられ、ドキッとした経験のある配車マンは多いのではないか。ベテランならば「距離が何kmなので…」と即座に答えられるかもしれないが、新人では聞き慣れない地名を出されると即答は難しい。

 そんなときに役立つアディレクト(京都市下京区)の「電子キロ程図」がバージョンアップした。08年3月実施分までの市町村合併に対応するとともに、サーチャージの計算機能も追加されている。「パソコンが苦手な方でも簡単に利用できるよう、ユーザーの視点に立って開発した」と語る光吉宏文主任に話を聞いた。

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光吉氏 

出発地と目的地、重量などを入力すると、距離の計算や上限・基準・下限運賃の算出が簡単にできる同ソフトは、交通日本社が発行する「全国貨物自動車営業キロ程図」のコンセプトを忠実に再現。対応する運賃表は31種類で、特積み、貸切の各運輸局版を用意。また、運賃の掛け率を自由に設定できるなど、現場業務に即した機能を備えている。

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 開発・販売を手がけるアディレクトは、IT企業でありながら取扱専業者としても事業展開しており、「システム専門の会社が作るソフトより、現場で使い易い」と自信を見せる。

 03年の発売以来、幅広いユーザーに支持され、累計で3000本以上も販売されている同ソフトだが、「新地名に対応してほしいというユーザーの声が増えてきていた」という。今回のアップグレードでは、市町村合併とWindows Vistaに対応。「昔の地名で使う方もまだまだ多いはず」と、地図はこれまでのキロ程図準拠版と合併後の全市対応版の2種類から選択できる。

 また、燃料サーチャージの計算機能も追加するなど、物流業界のビジネス環境の変化にマッチした製品に仕上げている。

 価格は1本3万円(送料別)。なお、同社は現在、発売開始5周年を記念し、3月3日まで特別価格2万4000円(同)で販売している。

 詳細は同社HP、http://adirect.jp/kilotei/

2009年1月28日

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