鈴木邦成の「物流の視点」

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生産と消費のギャップ

2017年5月16日

流通の最も大きな機能は生産と消費のギャップを埋めるということです。


生産と消費のギャップには、所有のギャップ、情報のギャップ、空間のギャップ、時間のギャップがあります。


このうち、所有のギャップと情報のギャップは商流の視点から、空間のギャップと時間のギャップは物流の視点から説明できます。


所有のギャップとは、ある商品の生産者と消費者が異なることから発生します。
社会分業制度が確立されている現代社会では消費者は必要な商品を自分で生産するわけではありません。


したがって生産者と消費者の間にある溝を埋める手立てとして商品流通システムが必要になるわけです。


また、同時に生産者と消費者の情報のギャップも埋められなければなりません。生産者がいつ、どこで、どのように商品を生産するかという情報を商品流通の過程で広告、宣伝し、消費者に伝えなければならないのです。

 

筆者紹介

鈴木 邦成

鈴木 邦成 物流エコノミスト・日本大学教授
国際政治経済、国際文化に関する造詣が深く、記事・論文・著作多数。
欧米諸国の地域経済統合の流れを、物流・ロジスティクスの観点から追求している。
国際物流に関するセミナーやロジスティクスに関する講演会での講師歴は多数。

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