鈴木邦成の「物流の視点」

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災害CLOの設置

2016年5月17日

熊本地震の被害を目の当たりにして、「物流の寸断」、「サプライチェーンの途絶」の深刻さをあらためて実感しました。


被災地におけるサプライチェーンの復旧を迅速に行うためには復旧物流対策の責任者を明確に定める必要です。


すなわち「災害物流最高責任者」(災害CLO:Chief Logistics Officer)を行政ポストとして設置する必要性があると考えます。


災害CLOは物流施設、物流団地の災害時における被災状況,被災地への救援サプライチェーン、及び復旧物流の構築について民間の倉庫会社、運送会社と行政機関の橋渡し役を務めることになります。


災害CLOが発揮するリーダーシップによって被災地へのタイムリーな支援物資の供給、港湾、道路、鉄道、架橋などの復旧すべき物流インフラストラクチャーのリストアップ、災害廃棄物処理の入念なプラン策定などが行われることになるわけです。

 

筆者紹介

鈴木 邦成

鈴木 邦成 物流エコノミスト・日本大学教授
国際政治経済、国際文化に関する造詣が深く、記事・論文・著作多数。
欧米諸国の地域経済統合の流れを、物流・ロジスティクスの観点から追求している。
国際物流に関するセミナーやロジスティクスに関する講演会での講師歴は多数。

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