鈴木邦成の「物流の視点」

ブログトップへ

卸売業の物流センター特性

2016年4月30日

卸売業の物流センターについて考えてみたいと思いますが、一般に卸売業といっても、食品、医薬品、書籍、日用雑貨品など、取扱う品目は多岐にわたります。


ここではそれらの物流センターについて最大公約数的な視点から解説します。


一般的に製造業の工場から小売業ではなく、卸売業の物流センターに向けての出荷が行われることも少なくありません。


取扱う品目にもよりますが、製造業1社当たりからの出荷がバラで出荷するよりもケース単位やパレット単位になることも多いです。


製造業の工場から卸売業の物流センターに運ばれた物品は、小売業の発注を受けて、小売業の物流センター、営業所、店舗などへ送られることになります。


そのため卸売業から小売業への出荷ではバラ出荷も多くなります。


したがって卸売業の物流センターでは多品種少量をミスなく出荷する必要があるため、高度な自動倉庫の配備、ピッキングシステム、ソーティングシステムの高性能化、情報システムの高度化など、最先端のマテハン装備が求められることになるのです。

 

筆者紹介

鈴木 邦成

鈴木 邦成 物流エコノミスト・日本大学教授
国際政治経済、国際文化に関する造詣が深く、記事・論文・著作多数。
欧米諸国の地域経済統合の流れを、物流・ロジスティクスの観点から追求している。
国際物流に関するセミナーやロジスティクスに関する講演会での講師歴は多数。

最近のブログ記事
月別アーカイブ
カテゴリー別一覧