鈴木邦成の「物流の視点」

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静脈物流における収集運搬効率の向上

2016年3月28日

トラックドライバー不足が深刻な問題としてとらえ始められていますが、静脈物流における廃棄物収集運搬事業においても、今後、少子高齢化などの影響を受け、ドライバーが加速度的に不足していくことが想定されます。


そしてそうした流れの中で「いかに収集運搬効率を向上させていくか」ということも大きな課題となりつつあります。


すでに環境省は収集運搬の効率化・最適化について、燃料消費量の少ない運送方法を選択することによりそれを実現する方向性を打ち出しています。


具体的にはルート管理の実施や、ルート最適化によるトータルの車両走行距離削減、収集運搬の協業化・協同組合化によるルート収集の推進です。


この分野で先行する米国ではルート最適化ソフトが収集運搬業界にも導入され、大きな成果を上げています。


車両台数を最適化により1~3割、削減することが可能とされ、ドライバー不足にも対応できるとしています。


そして我が国の収集運搬もこうした流れに合流しようとしているのです。

 

筆者紹介

鈴木 邦成

鈴木 邦成 物流エコノミスト・日本大学教授
国際政治経済、国際文化に関する造詣が深く、記事・論文・著作多数。
欧米諸国の地域経済統合の流れを、物流・ロジスティクスの観点から追求している。
国際物流に関するセミナーやロジスティクスに関する講演会での講師歴は多数。

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