鈴木邦成の「物流の視点」

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無在庫経営と在庫レベルの設定

2016年3月18日

流通・販売過程にある在庫管理には、「無在庫型の管理システムを単純に導入した場合、販売機会を逃してしまうというリスクが高まる」という大きな課題があります。


というのは消費者は購入したい商品が品切れなどでなければ、べつの店舗に行くか、他社の類似商品を購入する可能性が高いからです。


とくに食品やアパレルではこうしたケースが多くなります。


企業は品切れで消費者が購入できないということがないように商品を店舗にそろえておく必要があります。


生産物流では無在庫経営を実現している先進企業でさえ、販売物流での無在庫は難しいといわれています。


販売物流では適正な在庫量を設定し、緻密に管理していくのが基本的なセオリーのようです。

 

筆者紹介

鈴木 邦成

鈴木 邦成 物流エコノミスト・日本大学教授
国際政治経済、国際文化に関する造詣が深く、記事・論文・著作多数。
欧米諸国の地域経済統合の流れを、物流・ロジスティクスの観点から追求している。
国際物流に関するセミナーやロジスティクスに関する講演会での講師歴は多数。

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