鈴木邦成の「物流の視点」

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物流倉庫改善の考え方

2015年4月 5日

物流倉庫の整理・整頓


倉庫・保管コストが膨らむ原因として、「保管場所が明確に定められていない」、「部品、製品などと棚などの保管サイズが合っていない」、「保管スペースが有効に活用されていない」といったことが考えられます。


保管効率を上げることでスペースの有効利用も図れますが、その大前提として、物流倉庫などの整理・整頓をまずは徹底して行いましょう。


また、入庫、格納、出庫、ピッキングなどの荷役作業を効率的に行うことで人件費などの荷役コストを削減することが可能になります。


たとえば出荷先が同じ物品は可能な限りまとめて梱包することで配送先での開梱の手間を最小限にすることができます。


出荷先別にピッキングした物品をまとめ、一緒に梱包することでコストの削減が可能になります。


さらにいえば、「環境負荷を低減させつつ、コストメリットを高める」という方向性をもって、物流システムの刷新、ロジスティクス戦略の再構築を含めてビジネスプロセスの最適化を図る動きも強まっています。


たとえば使い捨ての段ボールを通い箱(リターナブルボックス)に代えれば、コスト面でも環境面でもメリットが享受できることになります。通い箱を導入することで荷姿を標準化し、積載効率、保管効率を向上させることも可能になります。

 

筆者紹介

鈴木 邦成

鈴木 邦成 物流エコノミスト・日本大学教授
国際政治経済、国際文化に関する造詣が深く、記事・論文・著作多数。
欧米諸国の地域経済統合の流れを、物流・ロジスティクスの観点から追求している。
国際物流に関するセミナーやロジスティクスに関する講演会での講師歴は多数。

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