物流ウィークリーヘッドライン
これまでご説明しました通り、昨年6月の道交法改正による車両の大型化や試験細目の追加等により、大型免許の取得には相当の運転技量と期間が必要となっているのが実情です。
現在、大型免許を取得するには(1)試験場での一発試験(2)指定自動車教習所で受講の2通りがあります。

しかし、(1)は混み合っているため予約が取り難く、また、合格後の取得時講習が導入されたことで、免許取得まで長期戦を覚悟する必要があります。
一方、(2)は首都圏での大型教習の実施校が激減したことから、限られた大型実施校へ入校予約が殺到し、入校制限している教習所もあると聞きます。仮に入校できたとしても、教習車の数が少なく、簡単に予約が取れないのも事実です。
このような背景から、ドライバーを短期で養成したくとも、なかなかできないという状況になりつつあります。そこで今、注目されているのが『合宿』による大型免許取得です。昨今、「通学よりも短期間で取得できる」等の理由から、合宿で免許を取得する人が年々増加しています。
「合宿免許」とは、ご存じのように宿泊しながら短期で免許を取得することを目的としたプランのことです。ポイントをいくつか説明しましょう。
▽早い=個人差はあるが、どこの合宿校でも、だいたい9日ー10日で卒業可能としている。
▽安い=合宿に必要な教習料金、検定料金、宿泊食費等は参加費用に含まれており、仮にオーバーしても卒業まで追加料金が無い教習所がほとんど。価格は学校ごとにバラつきはあるが、概ね25万円ー29万円(相部屋)が相場で、さらに交通費の支給も。
▽確実=入校受付は全て予約制で、卒業後に実地試験が免除となることから、入校から免許取得までの期間が分かり易く、計画的な免許取得が可能。
合宿免許のイメージは『遠方に出かけ、多くの知らない人と寝食を共にして免許を取るもの』と考えがちですが、最近では首都圏近郊での合宿も盛んです。また、部屋形態も、料金は高くなりますがシングル・ツイン・ホテル等の指定ができ、バラエティーに富んでいます。
ドライバー不足が懸念されている物流業界の中で「早く」「安く」「確実に」即戦力を育成するには合宿免許を利用するのが近道かもしれません。
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