自動認識・RFID

NTTドコモ 「携帯ハンディ」を発表
過酷な物流現場での使用も想定

 NTTドコモは、バーコードリーダーを搭載したスマートフォン「Fー05B」を5月27日から発売すると発表。

 昨年10月には佐川急便が同端末の導入を発表し話題を集めていた。同製品について話を聞いた。

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 いわゆる「携帯ハンディ」は、既にauやPHSのウィルコムがシャープ製端末をベースに市場に投入。物流業界ではWMSベンダーを中心に関心が高まっており、業界最大手のNTTドコモの新端末には注目が集まっていた。

 モバイルデザイン室の渡邉直行第一開発担当課長(写真中)は、「様々な業界から問い合わせが来ている。物流業界はもちろん、医薬品業界などからの引き合いもある」という。

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 ハンディターミナルと携帯電話が一体化した同製品は、業務用バーコードの読み取りに対応したスキャナを搭載しており、二次元バーコードの読み取りも可能。プロダクト部の宮崎敬樹主査(写真右)は、「一般的な携帯電話で使われているバーコードリーダーではなく、ハンディと同等のデバイスを採用している。ストレスは少ないはず」と自信を見せる。

 田島保如氏(写真左)は、「将来的なことも考えて最新のOSを選択した。ユーザー側のシステムと連携したアプリケーションの利用や追加がしやすい」という。タッチパネル機能を搭載しているが、「抵抗膜方式を採用したことで、軍手をしたままでも操作できる」と語る。操作性はハンディに近く、キー配列は携帯電話と同じだがカスタマイズも可能。


 渡邉課長が「落下の強度には特に気を遣った」と語るように、物流事業者が懸念する過酷な現場環境での使用も想定して設計されており、プロテクター装着などで対応している。もちろん、防水機能はIPX5/X7等級で、防塵機能もIP5X等級。

 さらに、無線LANに加え、周辺機器とワイヤレスで連携可能なブルートゥースも装備。田島氏は、「モバイルプリンターと組み合わせて帳票を打ち出すなど、活用の仕方はたくさんある」と付け加える。

 重さは約180g。宮崎氏は、「堅牢性を保った上で、物流センターで働く女性にも使いやすいよう、携帯電話のデザイナーも参加して検討した」と説明する。


 田島氏は「ハンディをお使いのユーザーには、コストメリットを出して頂けるはず」とし、「携帯とハンディを2台お使いのユーザーにぜひ活用いただきたい」と語る。

◎関連リンク→ 株式会社NTTドコモ

2010年5月26日

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