第33回: 利益管理に物流ABCは不可欠

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第33回: 利益管理に物流ABCは不可欠

2007年3月22日

C社のように今は採算的に問題のない顧客でも、コストが高ければ、仮に粗利が下がるようなことがあれば一気に赤字転落という事態につながりかねません。今の粗利を維持することができるよう、常に眼を光らせていることが営業の課題ということになります。

売り上げ至上主義から利益重視への転換が必要だということがよくいわれますが、企業が利益管理を行ううえでは、この例のように誰が、誰に対して、何をすれば利益を上げることができるのか、数字をベースとした因果関係が明確になっていなければなりません。

「利益目標○△%」という掛け声だけでは、本質的にはこれまでと何ら変わらないことになってしまいます。
物流の世界で利益管理を行うならば、物流ABCを用いたコスト算定が不可欠なのです。


 

筆者紹介

株式会社湯浅コンサルティング 代表取締役
湯浅 和夫氏

湯浅和夫 1946年  埼玉県生まれ
1969年  早稲田大学第一商学部卒業
1971年  同大学大学院商学研究科修士課程修了
1971年  日通総合研究所入社
1996年  同社経営コンサルティング部長
1999年  同社取締役
2001年  同社常務取締役
2004年  3月、同社を退職
2004年  4月、株式会社湯浅コンサルティングを設立し、代表取締役に就任。現在に至る。

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