物流ウィークリーヘッドライン
「ビジネス日本語能力テスト」、略称「BJT」が今年から華南地域でも実施されています。BJTとは、「仕事で役立つ」日本語を測定する、言わば日本語版TOEICのような試験で、ジェトロの主催により世界13か国32都市で実施されています。
これまで、一般的な日本語試験と言えば「日本語能力検定」でしたが、最高位ランクである一級取得者でも、実力にかなりの幅があるという問題がありました。この点、BJTは、ビジネス日本語能力をより正確に測る工夫が施されております。
具体的に、どこがどう違うかと言うと、BJTは語彙・文法などの「知識の量」を問うのではなく、言語を「場面でのタスクを解決するためのツール」と割り切り、知識よりも「運用の適切さ」に重点をおいているところです。
公式ガイドを見てみると、テスト内容は「決済条件を確認する」から「会場のお弁当を手配する」までビジネスの様々なシーンが網羅されています。合計100題のうち、実に65題が音声を利用している点も、知識量では無く実践を意識していると言えるでしょう。
実際、05年からBJTが実施されている大連市の日系企業の間では「テスト結果と日頃の仕事上のパフォーマンスに高い相関性がみられる」などと高い評価を得ています。今後、採用・昇格のほか、内部人材育成などの幅広い分野で、各企業により様々な採り入れ方が期待できそうです。