第55回:企業の社会的責任とは?

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第55回:企業の社会的責任とは?

2009年1月23日

 CSRとは、コーポレート・ソーシャル・レスポンシビリティの略で、企業の社会的責任を意味します。日本では、70年代から言葉自体は存在していましたが、注目されるようになったのはここ数年です。

 中国でも徐々に、この言葉を目にするようになってきています。ただ先進国には及ばず、グーグルでCSRを検索すると、日本語ページでは57万件以上ヒットしますが、中国語ページは46万件程度。日系企業でも、日本語版サイトではCSRの項目があっても、中国語版にはないところも少なくありません。

 あるビジネス雑誌が「2008年企業社会的責任50傑」を特集した結果、21社が中国の国有企業、17社が民間企業、外資企業は12社のみで、うち日系企業は2社だけでした。

 選出方法に社会貢献・福利厚生のほか、納税金額・寄付金が入っているところが海外の出版社のランキングとは異なり、外資系企業よりも寄付金の額が多いため、、多くの中国企業がランクインしています。

 CSRに対しての取り組み方は様々ですが、急速な経済発展を遂げた中国企業が、今後どのような取り組み方をしていくか注目したいところです。


 

筆者紹介

ストラテジック・デシジョン・イニシアティブ(SDI)
原 慶之氏

原 慶之 ストラテジック・デシジョン・イニシアティブ(SDI)は、中国ビジネスにおけるリサーチ事業とアウトソーシング事業を中心とした中国ビジネスの実働部隊。
多くの企業が、実際に中国ビジネスを行う際に直面する様々な壁を、実際の実働と豊富な情報でバックアップし、顧客企業の中国ビジネスを成功へ導くソリューションを提供。
情報、実働、戦略を通して顧客企業の中国ビジネスをバックアップしている。

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