第45回:今年から休日が変更

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第45回:今年から休日が変更

2008年8月29日

 北京オリンピック開催の今年は、中国にとって内外に国際社会の中で確固たる地位を示し、健全な発展をアピールする絶好の機会といえます。

  中国では、社会の発展を維持するために必須となる市民の生活面でも、社会保障制度や労働者保護などの改善が進んでますが、今年は休日にも変更があります。

 今までは元旦(1月1日)、春節(旧暦の1月1一13日)、労働節(5月1―3日)、国慶節(10月1―3日)と年に4回、10日の法定休日がありましたが、今年から労働節のお休みは1日だけとなり、代わりに清明節、端午節、中秋節という中国の伝統的な祭日が加えられました。
 


 また、春節も今までの旧暦1月1日から3日ではなく、旧暦の大晦日から1月2日までに変わりました。

 これにより、08年の法定休日は元旦(1月1日)春節(2月6─8日)、清明節(4月4日)、労働節(5月1日)、端午節(6月8日)、中秋節(9月14日)、国慶節(10月1―3日)の合計11日となり、昨年までより1日増加となります。

 この内容が公布されたのは07年12月16日でしたので、08年版のカレンダーの多くは今回の内容が反映されていないため、注意が必要です。

 休日を分散させることで交通機関の混雑緩和や旅行関連業のサービス向上、環境に対する負荷の軽減を図るのが狙いですが、地方出身者や観光業界などを中心に反対意見も多く、なかなか決定しませんでした。

最終的には有給休暇制度を同時に発表することで落ちついたのです。

 

筆者紹介

ストラテジック・デシジョン・イニシアティブ(SDI)
原 慶之氏

原 慶之 ストラテジック・デシジョン・イニシアティブ(SDI)は、中国ビジネスにおけるリサーチ事業とアウトソーシング事業を中心とした中国ビジネスの実働部隊。
多くの企業が、実際に中国ビジネスを行う際に直面する様々な壁を、実際の実働と豊富な情報でバックアップし、顧客企業の中国ビジネスを成功へ導くソリューションを提供。
情報、実働、戦略を通して顧客企業の中国ビジネスをバックアップしている。

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