第14回:加速する中国への日系企業の進出

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第14回:加速する中国への日系企業の進出

2006年5月 7日

 01年のWTO加盟を機に、中国は経済の自由化に乗り出し、外資系企業に対して門戸を開いてきています。重要なインフラ産業である物流もその例外ではなく、重要なインフラ産業である物流も、その例外ではなくなってきています。

 中国は、今までの「世界の工場」としての生産拠点としてのイメージにプラスして、「市場」としても過熱しており、それを見越した日系企業の中国進出も加速しています。


弊社にも、今までとは違う「本気」の中国進出に付帯する情報収集やプロモーションの依頼が増えています。それだけ多くの企業が「本気」で中国での販売を考えているということで、中国での物流市場の拡大に拍車をかけていることを意味します。

 弊社がサポートしている顧客企業も、中国展開を考える上で物流を非常に重要視しています。彼らの戦略マップに物流は欠かせない存在となっており、広大な中国だけに、より慎重にならざるを得ないようです。このため、どの顧客企業も良い提案を求めており、自社のビジネスに対して、どのような物流ソリューションを提供してくれるのかを期待しています。それは、戦略マップの中に見られるマクロな視点での見方もあれば、細かな対応も含めたミクロな視点までさまざまです。

 中国の市場の魅力が大きくなればなるほど、物流ニーズは大きくなり、求めるサービスのレベルも高くなります。日系企業の中国物流市場規模は、すでに1兆円近くまで達したと言われており、無視できない市場となっています。スピーディに成長していく中国の物流業界から今後も目が離せません。

※本記事はこれまでに「物流ウィークリー」本紙に掲載したものです。内容は記事執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。
 

筆者紹介

ストラテジック・デシジョン・イニシアティブ(SDI)
原 慶之氏

原 慶之 ストラテジック・デシジョン・イニシアティブ(SDI)は、中国ビジネスにおけるリサーチ事業とアウトソーシング事業を中心とした中国ビジネスの実働部隊。
多くの企業が、実際に中国ビジネスを行う際に直面する様々な壁を、実際の実働と豊富な情報でバックアップし、顧客企業の中国ビジネスを成功へ導くソリューションを提供。
情報、実働、戦略を通して顧客企業の中国ビジネスをバックアップしている。

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