物流ウィークリーヘッドライン
「社員」と「非正社員、協力会社」の関係も経営の両輪と言えるのではないだろうか。具体的には、社員が対応するセンター業務、構内業務、自社便などの業務をパート・アルバイト、派遣スタッフ、外注先に担ってもらうバランスは、コストや品質面に大きな影響を及ぼす。
例えば、物流センターの運営は非正社員比率が高いほど利益化の可能性は高まるが、優秀な管理職の元で彼らが機能しなければピッキングミス、作業遅れ、誤出荷などの業務品質が悪くなり、反対にコストは上昇してしまう。
視点を変えると、優秀な社員を採用し、教育できないのであれば、外注する方がコストや品質が安定すると言うこともある。読者の皆さんは、どちらの経験もおありではないだろうか。
社員による対応(若干のパート・アルバイト含む)、完全自前主義は福利厚生費や駐車場代など、どうしても管理コストがかかる。しかし、パート・アルバイト化や外注化はコストをコントロールできる可能性は高くなるが、ノウハウが空洞化し、業務内容によっては社員対応に切り替えられないケースも出てくる。
これらを見てみると、社員と非正社員、協力会社の関係は両輪であり、共存共栄のバランス化が必要であると言えるのではないだろうか。
日本ロジファクトリーでは、現時点でセンター運営における非正社員比率は70から85%、車両稼働における傭車比率は50%前後を目安とし、その会社や現場、業務内容をそれぞれに加味し、その目安を変更させている。
人手不足にある、これからの現場運営で、これらのバランスを一度、数値に置き換えて見ることで次の一手を模索することも大切である。