物流ウィークリーヘッドライン
今回は、所長の「品格」について述べたいと思う。
所長といっても、部下の数は5─100人規模まで、さまざまであろう。しかし、部下の数に関係なく、その営業所や事業所の「長」であることは間違いない。
部下にとってのモデルとなるような言動と仕事ぶりで、「この人の下で働いて良かった」「不満はない」といった現場からの意見が出れば申し分ない。しかし、なかなかそういった人物が「長」として君臨していることは少ない。
私が多くの現場を見て、優秀であると思える「長」には共通して、以下のような品格がある。
①朝の出社は誰よりも早く一番にタイムカードを押している
②朝礼、昼礼、終礼など、日々の当たり前と言える確認事項を怠らない
③常に気配り意識を持ち、混乱しているスタッフなど誰も気が付かない事柄にいち早く行動を起こす
④最低必要限の発言と指示を出し、あとは聞く側に回ることを意識し、常に誰かの相談に応じている
⑤重大事故やトラブルの発生時には率先して動き、決してその責務から逃げない
⑥部下が落ち込んでいる時、気落ちしている時、「一言かける」ことを忘れない
⑦あいさつや5Sは自ら進んで実践している
⑧褒めることを知っており、ここ一番のときにそれを実践できる
⑨「管理」に感情を入れない⑩現場には頻繁に出向き、事務所での業務と半々ぐらいのバランスを保っている
―などが挙げられる。
所長たるものモラルは当然のこと、「品格」という要素も備えていないと部下や荷主はついてこないし、一定の業績を上げることも困難である。皆さんも「品格」という視点で一度所長を考課されてはいかがですか。