第119回:ストレス解消法はありますか?(2)

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第119回:ストレス解消法はありますか?(2)

2008年3月28日

 ストレスはまじめな方、がんばり屋さんに多く、かつ強くのしかかってきます。これもさらなる進展への試練でしょうか。また、ある本に「夢の大きさ=不安の大きさ」と書いてあるのを見たとき、私はなるほどなと感じました。

 私の場合、「ストレス解消法=ストレスの原因になった事柄が良くなること、解決すること、順調になること」というのが最終的な結論です。

 しかし、そのプロセスを、焦ったり早まったりすると、またスタートラインに戻ってしまいました。

 私はストレスによる過労で10年間に2回倒れ、2回目に倒れてから「もう大丈夫」と思うまでに8年を要しました。

 いまでもときどき、調子が悪いときはすぐに「大親友」である薬を数種類飲みます。薬はいつもズボンのポケットに入っています。

 (1)薬+ペースダウン→(2)心身の充電→(3)リハビリ→(4)小さな自信→(5)大きな自信、というのが私の復活プロセスでした。

 この(1)と(2)まではうまく行くのですが、(3)から(5)は、何回元に戻ったか数えきれません。
 


 いまでは朝8時から夕方六時まで終日研修をこなすまでになりましたが、それまでは人の前で講演することすらできない状態でした。しかし、私のような「燃え尽き型ストレス」の場合は必ず治るそうです。

 治るには個人差があると聞いていますが、リハビリのプロセスが重要だそうです。あるセラピストに、「少しでも気分がよくなると感じる食べ物や場所、出来事などを書き出してみなさい」と言われ、少し時間をかけて43項目出すことに成功しました。

 このセラピストも自分自身ストレスに悩まされ、同じことを言ったそうです。これが、時間が経つにつれて、疲れがたまったときなどに効果を発揮します。

 ストレスで悩んでいるのは皆さんだけではありません。むしろ経営者およびトップであれば、必ずと言ってよいほど抱えています。

 要はストレス解消も重要業務のひとつです。ストレスをためず、うまくかわしていく。

 そして少しずつストレス耐性を養って、またその出来事に立ち向かう。早め早めの解消を心がけ、専門家を訪ね、経営者の力を維持していきましょう。「売り上げがすべてを癒す」とか言っていた経営者もいましたね。

※本記事はこれまでに「物流ウィークリー」本紙に掲載したものです。内容は記事執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。
 

筆者紹介

株式会社日本ロジファクトリー
青木 正一氏

青木正一 1964年11月13日生まれ、京都産業大学経済学部卒。
学生時代に数々のベンチャービジネスを行い、卒業後、ドライバーとして大阪佐川急便入社。1989年株式会社船井総合研究所入社。物流開発チーム・トラックチームチーフを経て、コンサルティングでは対応できない顧客からの要望を事業化するという主旨で1996年“荷主企業と物流企業の温度差をなくす物流バンク”をコンセプトに、物流新業態企業「日本ロジファクトリー」を設立。代表取締役に就任。

 主な事業内容として「現場改善実務コンサルティング」「物流専門人材紹介(ロジキャリアバンク)」「物流情報システム構築サポート(ロジシステムデザイン)」を行なっている。
また、物流業界におけるコンサルタントの養成、人材の採用、育成、M&Aといったプロデュース業務も手掛けている。
最近では、産業再生機構からの要請を受けるなど、「物流再生」に力を入れている。

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