第11回:改善の着眼点と手順

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第11回:改善の着眼点と手順

2007年3月22日

第11回:改善の着眼点と手順

前回はABC分析プロジェクトを進める際の【調査からの分析】において、ポイントとなる改善発想、各調査における検証事項についてお伝えしました。本日は、本シリーズの最終章とし【改善事例】及びまとめとして【改善の着眼点・手順】についてお伝えします。


■「改善事例 図1」
・ 問題点 入荷時にフォークマンの積上げ作業が頻繁に発生しており、コンテナ重ねの所要時間が多い
・ 改善取組み コンテナの接合部分を拡大することで、作業時間の短縮を図る
・ 改善効果 作業時間75分/日削減

■ 「改善事例 図2」
・ 問題点 現場に慣れた担当者以外は、探す時間が長い。また、商品の前まで行かないと確認できない。
・ 改善取組み カテゴリー別にアドレス表示をすることで、作業時間の短縮を図る
・ 改善効果 作業時間を90─135分/日削減

■ 「改善事例 図3」
・ 問題点 トータルピッキングからオーダーピッキング、そして棚入れ工程において、所要時間が多い
・ 改善取組み 作業工程(重複作業〈品番確認〉をなくす)を替える
・ 改善効果 作業時間を180分/日削減

■ 「改善事例 図4」
・ 問題点 出荷現場(仮置場)に煩雑さがあるため、手持ち時間が多く発生する
・ 改善取組み 次工程がスムーズにいくよう、出荷現場(仮置場)のルールをつくる
・ 改善効果 作業時間を175分/日削減

 

筆者紹介

株式会社船井総研研究所

主なコンサルティング内容は、営業活動支援が主軸である。具体的には営業戦略の立案、新規顧客への営業活動支援、業績向上のための営業組織づくり支援、営業会議の運営支援、営業担当者教育支援などである。

その他の支援メニューとして、荷主企業最適ロジスティクス構築支援、中長期経営戦略策定支援、ISO認証取得支援、人事評価構築支援、ABC分析による業務改善支援などがある。
わかりやすさをモットーにしているため、支援企業からは絶大な信頼がある。

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