第47回:勝ち組企業・世界戦略構築の最新常識

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第47回:勝ち組企業・世界戦略構築の最新常識

2005年10月 2日

 拙著『図解勝ち組企業・世界戦略構築の最新常識_サプライチェーン革命と経済グローバル化で物流、IT、環境が大きく変わる!』(マイクロマガジン社)が刊行された。一読をお薦めする。
 国際経済を読み解く鍵として物流が大きな意味を持つようになってきた。本書ではこの点を踏まえ欧米の巨大企業、主要産業を軸に、最新のトレンドと21世紀に予想される企業戦略と国家レベル、超国家レベルのグローバル産業政策を巨視的、多角的な視点から多くの企業事例を交えて解説していく。


 本書の構成を説明すると、第1章でグローバルビジネスの変革の主軸となっているSCMの登場とそれに連動するかたちで発生した米国における物流企業の巨大化を取り上げる。第2章では規制緩和とマーケットへの競争原理の導入の過程で突然変異を遂げた欧州の郵便事業体の多国籍化、巨大化を紹介。第3章では環境武装について日米欧の温度差を紹介しながらビジネストレンドを探る。
 さらに第4章と第5章では経済グローバル時代の変革を肌で感じられる産業事例としてITと化粧品を取り上げ解説する。ITビジネス、政策の動向は経済グローバル化の流れをまさに左右するものであるし、中国マーケットとの関係や環境問題などの視点からの販売戦略やマーケティング重要性が高まっている化粧品メーカー各社のゆくえは多くの日本企業のとるべき道を暗示しているように思えるからである。そして第6章ではおもに外国企業を中心にグローバルビジネスにおける勝ち組企業の物流を取り上げて事例検証を行い、その成功の秘密を探る。

※本記事はこれまでに「物流ウィークリー」本紙に掲載したものです。内容は記事執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。
 

筆者紹介

鈴木 邦成氏(すずき・くにのり)

鈴木邦成 物流エコノミスト・日本大学教授
国際政治経済、国際文化に関する造詣が深く、記事・論文・著作多数。
欧米諸国の地域経済統合の流れを、物流・ロジスティクスの観点から追求している。
国際物流に関するセミナーやロジスティクスに関する講演会での講師歴は多数。

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