物流ウィークリーヘッドライン
物流施設に対するプロパティマネジメント(PM)を重視する動きが強まってきている。
PM業務は不動産の所有者などから受託して行われる。物流施設に対するPMは、主として物流施設の保守・メンテナンスや管理業務などを行うことを指すが、その独自性と特殊性から、高い専門性が要求されることになり、「ロジスティクスプロパティマネジメント」(LPM)と呼ばれることもある。
近年、物流施設がファンドに組み入れられる傾向が顕著になっているが、その流れを受けて「いかに物流施設を効率的に保守・メンテナンス、管理していくか」ということに、これまで以上に注目が集まりつつあるともいえよう。
物流不動産のプロパティマネジメントに力を入れ始めている企業は、GLプロパティーズなどの外資系物流不動産企業をはじめ、増加傾向にある。
日本企業においても、たとえばトーウンは、イーソーコなどの出資を受けて物流不動産特化型PM会社として設立されたが、東京倉庫運輸の倉庫業のノウハウなどを活用しながら、物流不動産の収益向上、コンプライアンス対応や中長期修繕、物流施設のコンバージョンなどを提案する方向性を打ち出している。
またコマーシャル・アールイーは、サブリースや不動産ファンド・開発を行った経験・ノウハウなどを生かし、テナントとオーナーと双方の立場に立ったプロパティマネジメントを展開している。
物流企業が最新の物流施設の保守・メンテナンスを効率化するために物流に特化した施設管理の専門会社のサポートを必要としてきているのだ。