第152回:国際物流での日本の選択

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第152回:国際物流での日本の選択

2008年1月25日

世界の主要国の空港はハード、ソフト両面において飛躍的な進化を遂げている。日本も経済グローバル化の流れを踏まえて国際物流戦略を充実させていく必要がある。

 近年のアジア各国の巨大空港、港湾の建設を目の当たりにし、日本の物流行政にも変化の兆しが見えてきた。

 「日本にも経済大国としての規模に見合うハブ空港、港湾が必要ではないか」との声が大きくなっている。東アジアワイドの航空ハブ機能を首都圏に集約させるプランとして羽田空港の拡張構想も注目を集めている。

 ただし、既存の空港に中途半端な機能を加えただけでは不十分。中国市場の急拡大により、東アジアの産業構造は大きく変化した。

 その流れの中で「日本が東アジアの物流拠点として、どのようなポジションを確保するべきか」ということについて、より本格的な議論が望まれることになるだろう。


※本記事はこれまでに「物流ウィークリー」本紙に掲載したものです。内容は記事執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。
 

筆者紹介

鈴木 邦成氏(すずき・くにのり)

鈴木邦成 物流エコノミスト・日本大学教授
国際政治経済、国際文化に関する造詣が深く、記事・論文・著作多数。
欧米諸国の地域経済統合の流れを、物流・ロジスティクスの観点から追求している。
国際物流に関するセミナーやロジスティクスに関する講演会での講師歴は多数。

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