第115回:正しい知識でリフト管理を

連載トップへ

第115回:正しい知識でリフト管理を

2007年1月21日

 物流センター内の作業効率化を推進するためには、フォークリフトをいかに管理していくかということが大きなポイントとなる。フォークリフトは重量物の運搬作業の効率アップに不可欠で、一般的な物流機器である。正しい知識のもとに管理される必要がある。

 一般にフォークリフトはディーゼル、天然ガス、ガソリン、あるいはバッテリーなどを動力源としている。パレットとの併用という形で作業に使われる。なお、1トン以上のフォークリフトの運転は「フォークリフト運転技能講習」を修了した者でなければ行えない。また、1トン未満でも、特別の教育を受けさせることが事業者に義務付けられている。


 庫内環境を考慮してバッテリー使用のフォークリフトを使用することが多くなっているが、バッテリーの性能や費用対効果で活用法を判断する必要がある。バッテリー使用のフォークリフトは長時間使用できないものもあるからだ。ただし、重量の大きい水などを取り扱う場合、パワーのあるディーゼルなどが必要となることもある。

 フォークリフトは日本の物流の現場では50年以上にわたって活用されてきている。その歴史は長く、世界初のフォークリフトは1920年代に米国で発明されたといわれている。日本で国産第1号が登場したのは1949年のことで、現在、世界の主要フォークリフトメーカーの半数を日本メーカーが占めている。なお、主要なフォークリフトの種類には、カウンターバランスフォークリフト、リーチフォークリフト、サイドフォーク・リフトなどがある。

※本記事はこれまでに「物流ウィークリー」本紙に掲載したものです。内容は記事執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。
 

筆者紹介

鈴木 邦成氏(すずき・くにのり)

鈴木邦成 物流エコノミスト・日本大学教授
国際政治経済、国際文化に関する造詣が深く、記事・論文・著作多数。
欧米諸国の地域経済統合の流れを、物流・ロジスティクスの観点から追求している。
国際物流に関するセミナーやロジスティクスに関する講演会での講師歴は多数。

関連書籍のご案内

GoogleAD