物流ウィークリーヘッドライン
あなたの会社でも「売上げ目標」を立てていると思います。そして立てた目標を達成できなかった場合には、「なぜ達成できなかったのか?」と、分析を行っていますよね。そして、その分析結果をふまえて、次期の目標を立てる。しかし、やはり次の期も、目標が達成できていないとしたら・・・。あなたの会社が、もしそんな状況だったとしたら、もしかしたら、目標達成のために「必ず必要なあること」を、忘れているのかもしれません。
私は運送会社のコンサルをしています。そのコンサルティングの中で、クライアントさんに目標金額を聞いた後、必ず次のような質問をします。「どうして、その金額が必要なのですか?」この質問に、どんな答えが返ってくると思いますか?「いや、特に、必要っていうことじゃないんだけど・・・」「前年比5%アップくらいが妥当な目標だと思って・・」と、ほとんどの答えがこんな感じです。つまり、『必要ではない』のです。
ちょっとヘンな例えかもしれませんが、聞いてくださいね。ダイエットの成功率の話です。ある雑誌によると、通常のダイエットの成功率は10%未満だそうです。ところが、「結婚式の前のダイエット」の成功率は、なんと90%を越えるというのです。「結婚式に、絶対にこのドレスを着るんだ!」という、「明確な目的」がダイエットを成功に導くというわけです。
運送会社の経営とは、かけ離れた話だと思わないでくださいね。本当に重要なことなのですが、目標を達成できない経営者のほとんどが『目的を明確にしていない』のです。
「どうしてその目標を達成しなければならないのか?」、その理由が明確になっていないのです。つまり、「達成できなくても困らない」ということです。
一方、いつも目標を達成できる経営者は、それを公言するかどうかは別として、目標に対しての「目的」を明確に持っています。あなたが、もし、なかなか目標を達成できていないとしたら、一度、自分に質問をしてみてください。「どうしてその金額が必要なのか?」、そして、目的を明確にした上で目標を設定してみてください。「目的を明確にする」、それだけで、目標の達成率が、まったく違ってくるという事実に驚くはずです。
全国中小規模運送会社・経営改善推進委員会代表 高橋久美子
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