物流ウィークリーヘッドライン
今日は、いきなり質問です。あなたは今、どんな悩みを抱えていますか?
「こんなにがんばっているのに、なんで、売上が上がらないんだろう?」「どう考えても、うちの方がドライバーの質が良いのに、なんで荷主は、あんな運送会社を使っているんだろう。しかも、あんな高い運賃で・・・」「社長の仕事は、こんなに大変なのに、従業員は文句ばっかり言ってくる」「誰も、俺の辛さをわかってくれない・・・」「いつになったら景気は回復するんだ。家のローンは、子供の進学費用は、親の介護の費用は、もし、自分が突然倒れたら、どうなるんだろう・・・」
もしかしたら、あなたは、こんな風に不安な気持ちや、孤独な気持ちを抱えているかもしれません。恐らくあなたは、毎日、朝から晩まで必死に仕事をしていることと思います。ドライバーにとってあなたは、頼れる兄貴や父親のような存在で、仕事だけでなく、時にはプライベートの相談にも乗ってあげているかもしれません。何も分からない荷主の担当者が「オマエは何サマなんだ!?」と殴ってやりたくなるような態度で、いつもあなたに、無理難題を押し付けてきているかもしれません。
もう、精神的にもボロボロで、本当にゆっくり自分のためだけに過ごす時間なんて、あなたは、最近ではほとんど、取ることもないのではないでしょうか。
それでも、責任感の強いあなたの事ですから、従業員たちや、家族の前では、決して弱気な言葉を吐くことはなく、ひとりで、孤独な辛さに耐えているのだろうと思います。
どうして、分かるのかと言うと、私に相談を持ちかけてくる運送会社の経営者のほとんどが、同じような状況だからです。もし、あなたが、「そうなんだよ。まさに、自分は、そういう状態だよ」とおっしゃるのなら、そんなあなたに知っておいてほしいことがあります。
あなたが今、抱えている問題の80%以上は、あなた自身で解決することができます。それには、ちょっとの「想像力」と、カンタンな「ある方法」を使います。
【ステップ1】A4の紙を1枚用意してください
【ステップ2】その紙に、あなたが今、抱えている悩みを、全て書き出します
【ステップ3】紙の、一番上の行に「○○さんへ、相談です」と、書きます。「○○」の中には、あなたの名前を書いてください
【ステップ4】あなたの後輩や、部下など、あなたを頼りにしていて、あなたによく相談を持ちかける人を1人、思い浮かべてください
【ステップ5】この用紙に書かれている事は、その人から、あなたへの相談の手紙だと思ってください。そして、その人に、解決策をアドバイスしてあげてみてください。
とても不思議なことなのですが、自分の事として考えていたときは、絶望的だと思っていた問題でも、誰かの、特にあなたを頼ってくる人の問題だと考えるだけで、すらすらと解決策が浮かんでくるのです。
いつも、兄貴役やリーダー役になる、面倒見の良いあなたには、特に有効な方法です。あなたが思う以上に、あなたは問題を解決する能力を持っています。ぜひ、試してみてくださいね。
全国中小規模運送会社・経営改善推進委員会代表 高橋久美子
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