第366回:新規電話や問合せをさせるHP7つのポイントとは?(5)

連載トップへ

第366回:新規電話や問合せをさせるHP7つのポイントとは?(5)

2017年5月15日

 一般名詞で検索している荷主に、まずは電話問い合わせをさせるためのホームページ(HPの)「型」の七つのポイントをお伝えしてきました。


 【ポイント1】書きすぎない
 【ポイント2】屋号をつける
 【ポイント3】力強い約束
 【ポイント4】電話番号を1番大きく
 【ポイント5】地域名を書く
 【ポイント6】「配車受付電話番号」と書く
 【ポイント7】基本運賃表を掲載する


 今週は、最後の「基本運賃表」について、少し詳しく解説します。


 運賃表を掲載するときに、このように言う人がいます。「問い合わせをさせるためなのだから、安い運賃を載せたほうがいいんですよね?」ーー答えはNOです。安い運賃を載せる必要はありません。というよりも、安い運賃を載せてはダメです。


 公開運賃を設定している人は、そのまま掲載すればよいですし、公開運賃がないという人は、しっかり利益を出せる、あなたが「受けたい運賃」を掲載して下さい。


 それでも、今までお伝えしてきたポイントを押さえていれば、問い合わせは入ります。「安さ」で売るのは、考えなくていいので、一番簡単です。しかし、結局、自分の首を絞めることになります。この金額での依頼なら、十分に受けられると思える運賃を表記して下さい。


 また、運賃表はプリントアウトできるようにPDFなどで掲載することをお勧めします。高橋型HPでは、PDFで掲載した運賃表に「保存版 ※この運賃表をプリントアウトして壁に貼ってご使用下さい」と明記します。もちろん、この運賃表には、屋号と電話番号も記載してあります。


 実際に荷主企業で、自分の会社の運賃表が貼ってあったのを見た会員さんは「ほんとに貼ってくれるんですね」と、驚いていました。


 確かに、貼ってくれる人は多くないかもしれません。しかし、それを書いていなければ、可能性はゼロですが、書けば1%以上の可能性が出てくるわけです。そして、一度壁に貼ってもらいさえすれば、次回から配送の用事があるときは、いちいち検索で探さずに、あなたのところに電話がかかってくる確率が劇的に高くなるわけです。


 HPには、運賃表を掲載すること。運賃は安く設定しないこと。運賃表はプリントアウトできるような「保存版」をつくり、「※この運賃表をプリントアウトして壁に貼っておいて下さい」と明記すること。ぜひ、ここまで試してみて下さいね。


 あなたからの、うれしい報告をお待ちしています。

※本記事はこれまでに「物流ウィークリー」本紙に掲載したものです。内容は記事執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。
 

過去の連載記事

連載トップへ
 

筆者紹介

高橋久美子の「あなたの会社が儲かっていない本当の理由」
高橋 久美子氏

高橋久美子 規制緩和により、夢大きく独立開業した運送会社の社長たち。その社長さんたちが、規制緩和後の業界環境の変化により、今、とても厳しい状況に立たされています。経営不振の影響によるメンテナンスの不備も懸念され、それが引き起こす悲惨な交通事故も、連日ニュースで報道されています。このような危機的状況を受け、中小規模運送会社の根本的な経営改善と救済を目的として発足したのが、私たち「全国中小規模運送会社 経営改善推進委員会」です。

全国中小規模運送会社 経営改善推進委員会
http://www.handlecover.com/kaizen/index.html

GoogleAD