第365回:新規電話、問合せをさせるHP7つのポイントとは(2)

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第365回:新規電話、問合せをさせるHP7つのポイントとは(2)

2017年4月17日

 先週から、一般名詞で検索している荷主に、まずは電話問い合わせをさせるためのHPの「型」として、七つのポイントをお伝えしています。先週は二つについて解説しました。


 【ポイント1】書きすぎない
 【ポイント2】屋号をつける


 今週も引き続き、お伝えしていきます。


 【ポイント3】力強い約束


 力強い約束とは、マーケティング用語で言うところの「USP」にあたります。イナバ物置の「100人乗っても大丈夫!」や、アスクルの「明日、お届けします」などが有名です。


 もちろん、ご存知のように、アスクルでもメーカー発送商品など、明日届かないこともあります。それでも基本コンセプトとしてリスクをとって、力強く約束メッセージを発信します。緊急便のHPの場合には、例えば「配車可能かどうか3分以内に回答します」のように表記します。


 ここで、注意しておきたい重要なことがあります。「USP」と「イメージ標語」を間違えている人が、かなり多いようです。


 イメージ標語とは、例えば「信頼をお届けします」「真心を運びます」「運送のことならお任せください」などです。具体性がなく、誰でも言える、きれいな耳に心地のいい言葉を並べたメッセージです。


 イメージ戦略は、大手がとるべき戦略です。われわれ中小は、ぼんやりしたメッセージではなく、具体的でわかりやすく、お客がメリットとして理解できるメッセージを発信する必要があります。


 イメージ標語を、HPに大きく表記している運送会社がとても多いのですが、急ぎ客に訴求したいと思っているなら書き換えることをお勧めします。その大きなスペースを、急いでいる荷主にメリットが理解できるメッセージに変えることで、反応率は変わります。


 【ポイント4】電話番号を一番大きく表記


 あなたの会社のHPを開いたとき、トップページで一番大きな文字で何が書かれていますか? 先ほどの、「イメージ標語」が、大きく書かれていないでしょうか。急ぎ客向けのHPの型では、一番大きく表記すべきは「電話番号」です。赤文字で、目立つように表示します。なお、「HGP創英角ゴシックUB」というフォントを使うと、少しパソコンから離れたところで画面を見たとしても、数字の誤読がしにくく、読みやすいです。

※本記事はこれまでに「物流ウィークリー」本紙に掲載したものです。内容は記事執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。
 

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筆者紹介

高橋久美子の「あなたの会社が儲かっていない本当の理由」
高橋 久美子氏

高橋久美子 規制緩和により、夢大きく独立開業した運送会社の社長たち。その社長さんたちが、規制緩和後の業界環境の変化により、今、とても厳しい状況に立たされています。経営不振の影響によるメンテナンスの不備も懸念され、それが引き起こす悲惨な交通事故も、連日ニュースで報道されています。このような危機的状況を受け、中小規模運送会社の根本的な経営改善と救済を目的として発足したのが、私たち「全国中小規模運送会社 経営改善推進委員会」です。

全国中小規模運送会社 経営改善推進委員会
http://www.handlecover.com/kaizen/index.html

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