第362回:あなたの会社に新規の問い合わせが来ない理由とは?

連載トップへ

第362回:あなたの会社に新規の問い合わせが来ない理由とは?

2017年3月27日

 先日から、日本一簡単な運送会社のためのインターネットマーケティングについて話をしています。ネットが苦手という人も、専門用語はほとんど出てきませんので、安心して聞いて下さい。


 先週は、キーワード検索をする人が検索窓に打ち込むキーワードは、二つのパターンしかないという話をしました。一つは「固有名詞」です。「マクドナルド」とか「叙々苑」が固有名詞ですね。そして、もう一つが「一般名詞」で検索するパターンです。「ハンバーガー」とか「焼肉」が、一般名詞になります。


 それではこれを、あなたの会社のホームページ(HP)を訪れる荷主企業の例で考えてみます。固有名詞の場合は「株式会社鈴木運送」とか「県北運輸」など、会社名を入力します。一方、一般名詞は、「運送会社「とか、「○○県 運送業」などと入力します。


 ここで、考えてみてほしいのですが、固有名詞、つまり、あなたの会社名を入力する人は、どんな人でしょうか。あなたの会社名を入力するのですから、「すでにあなたの会社のことを知っている人」ということになります。現在の取引先かもしれませんし、過去に名刺交換をした人かもしれません。または以前、取引があった人かもしれませんね。いずれにしても、すでに接点がある人、ということになります。


 一方、一般名詞を入れて、あなたの会社のHPに訪れた人はどういう人でしょうか。これは、あなたの会社をまったく知らない人、まったくの新規客である可能性が高いです。
 さて、ここで問題です。


 A、固有名詞検索で、あなたのHPに訪れる人
 B、一般名詞検索であなたのHPに訪れる人


 あなたはいったい、どちらの人向けのHPを作ればよいでしょうか。両方が運送会社を探していることは間違いないのですが、Aの人の知りたい情報と、Bの人の知りたい情報は、まったく違います。


 おそらく、ほとんどの運送会社が、Bの一般名詞で検索して来る、まったくの新規客を獲得することを目的に、HPを作るはずです。ところが現在、インターネット上にある、多くの運送会社のHPは、実はAの固有名詞検索の人向けのページになっています。だから、なかなか新規の問い合わせが来ないというわけです。


 それでは、Bの一般名詞検索客向けのホームページを作るには、どんなことに注意すればよいのでしょうか。来週、詳しく見ていきたいと思います。

 

過去の連載記事

連載トップへ
 

筆者紹介

高橋久美子の「あなたの会社が儲かっていない本当の理由」
高橋 久美子氏

高橋久美子 規制緩和により、夢大きく独立開業した運送会社の社長たち。その社長さんたちが、規制緩和後の業界環境の変化により、今、とても厳しい状況に立たされています。経営不振の影響によるメンテナンスの不備も懸念され、それが引き起こす悲惨な交通事故も、連日ニュースで報道されています。このような危機的状況を受け、中小規模運送会社の根本的な経営改善と救済を目的として発足したのが、私たち「全国中小規模運送会社 経営改善推進委員会」です。

全国中小規模運送会社 経営改善推進委員会
http://www.handlecover.com/kaizen/index.html

GoogleAD