第360回:日本一簡単な運送業のためのインターネットマーケティング

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第360回:日本一簡単な運送業のためのインターネットマーケティング

2017年3月13日

 今週は、日本一簡単な運送会社のためのインターネットマーケティングについて話をしたいと思います。ネットが苦手という人も、専門用語はほとんど出てきませんので、安心して聞いてほしいと思います。


 まずは、トラック20台以下の運送会社で行うインターネットマーケティングとは、いったい何をするのか? ということですが、ずばり新規の集客をします。つまりは、HPを見た新規客に、あなたの会社に問い合わせをさせることが目的です。


 これを聞くと、「いやいや、HPなら持っているよ」と、いう人も多いと思います。10年前に比べると、自社のHPを持っている運送会社はかなり増えました。私のセミナーでも、HPを持っていますか? と質問をすると、6割から7割くらいの手が挙がります。


 しかし、それでは、そのHPから問い合わせが入っているか? という質問をすると「入っている」と答える人は、会場内に1人か2人です。


 HPは持っているが、問い合わせの電話はこない。たまに来るのは超繁忙期の12月や3月に、それも、とてもじゃないけど対応できないような、とんちんかんな問い合わせばかり。「とにかく、HPさえ作ったら多くの人に認知してもらえ、新規の問い合わせが増え、新規契約につながるのではないか」。制作を依頼するときには、そんな期待を持っていたが、できあがってみると、期待通りの結果が出ていない。そんな人が多いようです。


 確かに、Webデザイナーさんは、カッコいいHPを作ることができます。きれいな写真を適切に配置して、わかりやすい会社内容のページを作ってくれたことと思います。


 しかし、残念ながら、デザイナーさんは、「あなたの会社に問い合わせをしてくる荷主の気持ちは、わからない」のです。あなたの会社に問い合わせをしてくる、荷主の状況、シチュエーション、これがわからないから、問い合わせにつながるページを作ることができないというわけです。


 では、どうすれば、HPから2倍・3倍の配車業務につながる問い合わせが入るようになるのでしょうか。次週は、それを一緒に見ていきたいと思います。

※本記事はこれまでに「物流ウィークリー」本紙に掲載したものです。内容は記事執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。
 

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筆者紹介

高橋久美子の「あなたの会社が儲かっていない本当の理由」
高橋 久美子氏

高橋久美子 規制緩和により、夢大きく独立開業した運送会社の社長たち。その社長さんたちが、規制緩和後の業界環境の変化により、今、とても厳しい状況に立たされています。経営不振の影響によるメンテナンスの不備も懸念され、それが引き起こす悲惨な交通事故も、連日ニュースで報道されています。このような危機的状況を受け、中小規模運送会社の根本的な経営改善と救済を目的として発足したのが、私たち「全国中小規模運送会社 経営改善推進委員会」です。

全国中小規模運送会社 経営改善推進委員会
http://www.handlecover.com/kaizen/index.html

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