物流ウィークリーヘッドライン
今日は社長であるあなたの「役員報酬」の話です。もしあなたが、十分な役員報酬を受け取っていないと思っているのなら、今日はその本当の原因をお話します。
実は「十分な役員報酬を受け取っていない」とおっしゃる社長さんの9割以上は、逆に報酬を受け取りすぎています。あなたに嫌われるのを覚悟で、もっとはっきり言います。おそらくあなたは「報酬に見合った仕事」をしていません。
「高橋さん、何を言っているんだ。私は本当に毎日、一所懸命働いているんだ。何も知らないくせに、ひどい事を言わないでくれよ」そんな声が聞こえてきそうですね。
もちろん、あなたが毎日、一所懸命働いているのは知っています。私の個別指導先のクライアントも同じです。でも、残念ながら、中小規模の運送会社の社長のほとんどが、実際には「報酬に見合った仕事」をしていないのです。しかも「忙しい」と言っている社長ほど、報酬に見合った仕事をしていません。どういう事か、説明していきますね。
例えば昨日、あなたのやった事を覚えていますか。朝から、寝るまでの時間の、あなたの行動を、全てを書き出してみてください。全て細かく書き出します。「メールチェック」「ホームページ作成業者が来社。話を聞いてみた」「面接」「車で移動」「A社を訪問して、専務さんと話す」「B社を訪問。現場のフォーク作業を手伝う」「車で移動」「夕方、帰社してきたドライバーと雑談」「同業のC運輸の社長から電話。情報交換」など、全てを書き出します。分単位で、全て書いてみてくださいね。
全て書いたら、その一つひとつの行動を、じっくり見てください。そして、その一つひとつの行動の横に赤ペンで「その行動に適正だと思われる時給」を、書き込んでください。いかがですか?
実は「忙しい、忙しい」と言っている社長さんほど、時給の低い仕事をやってしまっています。休みもとれずに朝から晩まで現場で一所懸命働く社長さんほど、時給の低い仕事をやってしまっているのです。
「高橋さん、言ってることはわかるけど、他に任せられる人間がいないんですよ...」そうおっしゃるかもしれません。でも次回、この話の重要な部分をお話ししていきます。それまでに、「赤ペンで時給を書き込む」というところまで、やっておいてくださいね。
全国中小規模運送会社・経営改善推進委員会代表 高橋久美子
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