第398回:安全はマナーから

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第398回:安全はマナーから

2017年7月 3日

 多くの会社で、事故を減らすために、安全教育や事故惹起者教育を実施しているかと思います。しかし、毎月実施していると、ただ何となくこなすだけになっていたり、マンネリ化していたりすることもあるでしょう。やはり安全教育のやり方も、成果につながるよう工夫を凝らす必要があります。


 奈良県のある運送会社では、特徴的な安全指導を行っています。それは、毎月の安全研修会で、外部講師を招いてマナー研修を実施しているのです。基本的なマナー(あいさつ・身だしなみ・仕草など)すらできていない人が、交通ルールを守れるはずがありません。マナーが悪いドライバーは、総じて事故率も高いでしょう。運転技術を教えたり安全指導をしたりする以前に、それを受け入れる土壌がなければ意味がありません。そういう意味で、サービス品質を上げるためだけでなく、安全力を高めるという意味でも、マナーを徹底させるということは有効なのです。


 ちなみに、ある月の安全研修会の構成は、マナー研修→新入社員紹介→今月の事故事例の共有→日常点検について→表彰式→事務所からのお知らせ、というような流れでした。


 また、同社では、アウトプットすることを必須としています。一方的に聞いているだけの研修は、数時間後には忘れてしまいます。受けた研修内容をアウトプットすることで、記憶にも残りやすくなります。一枚のメモ用紙を準備し、研修の感想・改善点・明日から実施すべきこと、を書き出してもらいましょう。提出は絶対にその日のうちに設定してください。


 ぜひ皆様の会社でも、有意義な「安全研修会」を実施してみてください。


(船井総合研究所・藤原飛成)


☆船井総研が運営する物流ビジネス情報サイト「http://www.ecologi.net


※記事は17年6月の記事執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。

※本記事はこれまでに「物流ウィークリー」本紙に掲載したものです。内容は記事執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。
 

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船井総研:地域一番物流企業のつくり方 本コーナーでは、船井総合研究所 環境ビジネスコンサルティンググループによる リレー連載を掲載します。

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