第382回:KGIとKPIの設定

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第382回:KGIとKPIの設定

2017年3月 6日

 年末から年度末にかけ、1年の振り返りや来期の事業計画を考えられているかと思います。その事業計画や目標を達成するためにPDCAをまわす必要があります。


 PDCAがうまく回らない際に「うちの会社はC(Check)が甘く、やりっぱなしになっていたり、実際にできているかどうか把握できていない」とチェック機能に課題を感じている企業が多数いらっしゃいます。しかし、実際には、そもそもP(計画)の段階であいまいな計画しか立てておらず、その結果、振り返りたくても大雑把な検証しかできていない、というケースが大半ではないでしょうか。


 そこで、重要になるのはKGI(Key Goal Indicator(重要目標達成指標))とKPI(Key Performance Indicator(重要業績評価指標))の設定です。要は、具体的に数値化された目標と期日の設定が必要だということです。なお、KGIは最終結果指標であり、KPIは、それを達成するための過程を図る指標です。たとえばKGIが「3か月以内に新規荷主との取引を3社開拓する」というようなものに対し、KPIは「毎週飛び込み営業を10社実施する」であったり、「ホームページのアクセス数を毎日100以上確保する」というようなものです。


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 計画段階でKGIとKPIを明確に設定することで、PDCAがうまく回りだします。


 また、成果につながりやすい計画立案のポイントは、PDCAサイクルおよびアクションプランの実行期間をできるだけ短くすることです。アクションプランとは、KGIを達成するための具体的な行動計画のことですが、その実施項目をできるだけ細分化してください。


 それぞれの実施項目の期間を1週間~10日単位で設定し、長くても1か月以内に終了する予定にするとよいでしょう。やることの抜け漏れがないように、行動レベルで細かく区切った方が、着手しやすいですし、期限を意識するようになります。


(船井総合研究所・河内谷庸高)


☆船井総研が運営する物流ビジネス情報サイト「http://www.ecologi.net


※記事は17年2月の記事執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。

※本記事はこれまでに「物流ウィークリー」本紙に掲載したものです。内容は記事執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。
 

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船井総研:地域一番物流企業のつくり方 本コーナーでは、船井総合研究所 環境ビジネスコンサルティンググループによる リレー連載を掲載します。

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