第367回:運用と投資

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第367回:運用と投資

2016年10月10日

 経営トップが、何かの導入、実行にかかるお金を〝費用〟と〝投資〟のどちらととらえるかは、大きな違いです。もちろん、成功する確率が高いのは、後者です。投資ととらえられる人には、ビジョンとリターンの発想があります。なりたい姿がある人は、そこから逆算して、必要なお金をかけられるのです。ですから、持っているビジョンが大きいほど、投資額も大きくなります。


 例えば、弊社主催の「ロジスティクスビジネス経営研究会」の会員のN運輸(保有車両台数200台)は、ドライバー採用のために月間平均80万円のWeb広告費をかけています。そして、月間平均応募者数は100人です。つまり、1人あたりの応募コストは8000円になります。うち30人採用して、1人あたり採用コストは約2万7000円です。


 「月間80万円をWeb広告にかける」と考えると、少しためらってしまうかもしれません。しかし、「100人の候補者を得るために、1人あたり8000円」「30人採用するために、1人あたり2万7000円」ととらえると、かけることができます。


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 ですから、まずはビジョンを明らかにすることです。会社をいつまでに、どのくらいまで伸ばしたいのかを決めることで、自然とビジョンとリターンの発想になっていきます。そうでなければ、目の前の高い、安いに一喜一憂し、安くても効果の薄いものに〝費用〟を払ってしまう、安物買いの何とかになってしまいます。


(船井総合研究所・橋本直行)


☆船井総研が運営する物流ビジネス情報サイト「http://www.ecologi.net


※記事は16年9月の記事執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。

 

筆者紹介

船井総研:地域一番物流企業のつくり方

船井総研:地域一番物流企業のつくり方 本コーナーでは、船井総合研究所 環境ビジネスコンサルティンググループによる リレー連載を掲載します。

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