第366回:入社式で定着率アップ

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第366回:入社式で定着率アップ

2016年10月 3日

 先日、弊社で開催したドライバー採用セミナーで、清水運輸グループの清水社長にご講演いただきました。この3年間で車両台数1.5倍、社員数3倍と、破竹の勢いで業績を伸ばされていますが、同社では採用強化と同時に、定着率向上の取り組みも様々実践されています。


 その施策の一つで、「毎月入社式を実施するようになってから、定着率が向上した」とおっしゃっていました。


 一般的にドライバー職や倉庫作業職であれば、入社してすぐに現場へ配属されることが多いかと思います。営業所が多い場合は、入社して3か月経っても、まだ社長を直接見たこともないということもあるでしょう。


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 そこで同社では毎月、前月に入社した社員を集めて入社式を開催し、会社の方針を直接伝えています。社長のことを知ってもらうことで、仲間意識・帰属意識を高められています。入社式の流れは次のとおりです。


 ①社長挨拶、②社是・社訓の説明、③会社の歴史説明、④グループ企業紹介、⑤新入社員自己紹介、⑥記念撮影・記念品贈呈、⑦座学研修


 さらに、入社式の様子をブログやSNSなどで、情報発信することで、社外からもしっかりした会社だと感じてもらえ、相乗効果があるそうです。


 また、入社式の効果としては、「同期ができる」ということも大きいでしょう。前述のとおり、物流業界の場合、入社後すぐに現場へ入ることが多いため、他のドライバーとの交流や仲間意識が薄くなってしまいがちです。そして結果として、社内で仲の良い人が少なく、相談する人がいないため、辛いことが起こると簡単に辞めてしまいます。そこで、入社式を通じて同期という横のつながりを作るというのは有効でしょう。


 特に複数拠点がある企業の場合は、入社式の実施をお勧めします。


(船井総合研究所・河内谷庸高)


☆船井総研が運営する物流ビジネス情報サイト「http://www.ecologi.net


※記事は16年9月の記事執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。

 

筆者紹介

船井総研:地域一番物流企業のつくり方

船井総研:地域一番物流企業のつくり方 本コーナーでは、船井総合研究所 環境ビジネスコンサルティンググループによる リレー連載を掲載します。

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