第365回:時流適応の会社説明見学会

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第365回:時流適応の会社説明見学会

2016年9月26日

 人材難の時代に、物流企業が採用で成功を収めるためにすべきことは、次の三つです。


 (1)採用強化型コーポレートWebサイトを立ち上げ、求人媒体に頼らないダイレクトリクルーティングを展開すること


 (2)自前の「会社説明・見学会」を開催し、潜在的な求職ニーズを掘り起こし、納得性の高い就業をさせること


 (3)募集~採用~教育~定着化のプロセス管理を実施し、投資対効果を高めていくこと


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 今号では、(2)の「会社説明・見学会」の今後の進化の方向性について言及します。


 会社説明・見学会の開催趣旨は、求職者に、自社の理念やビジョンを理解した上で、職場の雰囲気や設備・機器、車両の仕様、業務・荷物の内容などを知っていただくことです。これにより、志望度を高め、入社後のミスマッチを防ぎます。


 ただし、最近は、今まで以上に、就職・転職の場面での家族の発言権が増しています。〝嫁ブロック〟という言葉がメジャーになってきたくらい、配偶者や両親の意見をうかがって、就職先を決める人が増えているのです。


 よって、会社説明・見学会のターゲットは、いまや求職者だけではなくなっています。本人だけでなく、家族まで参加していただいて、自社で働くイメージをしっかり持ってもらうことが必要です。


 ですから、弊社主催の『ロジスティクスビジネス経営研究会』の会員企業様では、最近の会社説明・見学会の募集案内に、「家族、友人、恋人とぜひ一緒にご参加ください!」と記載しています。これにより、数組に一組は、実際に、両親や奥様を連れて来ています。彼らは、ご本人以上に興味を持って話を聴き、見学し、質問をされるようです。関心は非常に高く、彼らが納得すれば、採用の成功確率はアップします。


 今後は、子どものいる家庭が参加しやすいように、会場内にキッズコーナーを設置することも検討すべきでしょう。また、何らかのイベントと組み合わせるのも、よいかもしれません。


 時流とともに、採用施策も、どんどん進化していきます。しっかり適応していきましょう。


(船井総合研究所・橋本直行)


☆船井総研が運営する物流ビジネス情報サイト「http://www.ecologi.net


※記事は16年9月の記事執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。

 

筆者紹介

船井総研:地域一番物流企業のつくり方

船井総研:地域一番物流企業のつくり方 本コーナーでは、船井総合研究所 環境ビジネスコンサルティンググループによる リレー連載を掲載します。

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