第362回:うちの会議はなぜ意見が出ないのか?

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第362回:うちの会議はなぜ意見が出ないのか?

2016年9月 5日

 「うちの会議は、意見が出ない」とは、経営トップによくある嘆きです。この場合、改善すべき点は、出席者の顔ぶれや司会の技術、議題の選び方、経営トップ自身の態度など、いろいろ考えられるでしょう。


 しかし、まずは、出席人数を見直した方がよいかもしれません。人数によって、ふさわしい会議の形態というのは変わってくるからです。いや、そもそも、すべてを〝会議〟とひとくくりにしてはいけないのです。


 集合型コミュニケーションは、集める人数によって、(1)会議、(2)議論、(3)面談の三つに分けるべきです。


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 (1)会議
 目安として2ケタ以上の人が参加する場合、それは会議です。この規模になると意見を交わすのは、なかなか難しくなります。会議の目的は、情報の伝達・共有です。質疑応答、意見聴取・交換の場はあっても、議論はできません。


 (2)議論
 あるテーマについて、しっかり議論をし、結論を導き出そうとするなら、人数は1ケタに抑えておくべきです。出席者を絞って、しかるべき人が、深く意見交換できる場にします。ここでの結果を会議で伝達・共有します。


 (3)面談
 面談は、相手の本音を引き出すための1対1でのコミュニケーションです。逆に言えば、人間は、3人以上になると本音が出にくいものです。


 「うちの会議は、意見が出ない」という問題を感じている経営トップは、一度、会議を含む集合型コミュニケーションの体系を見直してみてください。


(船井総合研究所・橋本直行)


☆船井総研が運営する物流ビジネス情報サイト「http://www.ecologi.net


※記事は16年8月の記事執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。

 

筆者紹介

船井総研:地域一番物流企業のつくり方

船井総研:地域一番物流企業のつくり方 本コーナーでは、船井総合研究所 環境ビジネスコンサルティンググループによる リレー連載を掲載します。

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