第357回:協力会社満足の追求

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第357回:協力会社満足の追求

2016年8月 1日

 ドライバー不足の現状は、元請け的立場の企業にとっては、協力会社の不足という問題へつながっています。ですから、協力会社満足の追求は、今まで以上に重要な経営課題になっていると言えます。事業の継続性の観点から考えると重要度は、従業員満足、協力会社満足、顧客満足、オーナー満足という順番です。


 それでは、協力会社は、どうすれば喜んでくれるのか? わかっているようで、整理されていない場合が多いようです。


 そこで、まず取り組むべきは、「協力会社アンケート」です。モヤモヤしている暇があれば、直接聞いてしまうのが一番です。


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 例えば、物流企業H社では、全協力会社に対して、次のような項目のアンケートを定期的に行なっています。


 1.元請け企業像に関して
 ①貴社の求める元請け像はどういった企業ですか? (元請け企業との取引に何を求めますか?)
 ②貴社が避けたい、取引したくない元請け像はどういった企業ですか?


 2.H社に関して
 ①H社と取引していただいている理由を教えてください。
 ②H社の輸送で、特に大変だと感じる点を教えてください。
 ③H社の労働環境で改善してほしい点はありますか?
 ④ ③で挙げられた課題を解決するにはどうしたらよいと思いますか?
 ⑤H社の運賃単価について、どのように感じていますか?


 3.協力会社に関して
 協力会社で行う取り組みとして、「あったらいいな」と思うもの、すべてにチェックをつけてください。(複数回答可)
 □安全品質に関する勉強会
 □労働環境等の改善に向けての話し合い
 □ドライバー研修(基本走行や積込み・輸送方法等の実技研修)
 □ドライバーコンテスト
 □表彰制度
 □協力運送会社が集まる懇親会


 本アンケートの結果から、自社の協力会社政策の伸長点、改善点が浮き彫りになります。


(船井総合研究所・橋本直行)


☆船井総研が運営する物流ビジネス情報サイト「http://www.ecologi.net


※記事は16年6月の記事執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。

 

筆者紹介

船井総研:地域一番物流企業のつくり方

船井総研:地域一番物流企業のつくり方 本コーナーでは、船井総合研究所 環境ビジネスコンサルティンググループによる リレー連載を掲載します。

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