第350回:会社説明会のキモ

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第350回:会社説明会のキモ

2016年6月13日

 人材獲得競争が激しい地域では、単に募集するだけでは、なかなか応募者が来なくなっています。


 そこで今、取り組みたいのが、会社説明会の開催です。面接希望の連絡と説明会参加希望の連絡では、後者の方が圧倒的にハードルは低く、多くの人が集まるからです。また、まだ〝応募したい〟という気持ちになってはいないが、物流業界や募集企業・営業所・職種などについて〝知りたい〟段階のターゲットを掘り起こす手段ともなります。


 会社説明会の募集広告のポイントは、参加すれば①何が見られる、②何が知れるのか、③誰と会えるのか...を明らかにすることです。


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 ①と②については、ターゲットが特に知りたい点を検討した上で、自社がアピールしたい点を加え、広告上で表現します。


 そして、実は、より重要なのが③です。今の求職者は、どんな仕事をするのか、どのくらい給与をもらえるのかといったこと以上に、どんな人の下で仕事をするのかということを重視する人が多くなっているからです。このことは、退職理由に、上司との折り合いの悪さを挙げる人が増えていることからも推察されます。


 ですから、会社説明会には、直属の上司となる部長や所長、配車係、班長などが出席して、直接話をする機会をつくり、そのことを広告でもアピールすべきです。


 さらに、トップが自ら出陣し、経営理念・ビジョン、会社概要などについて話をするとなると最強です。入社後、なかなかトップと直接話をする機会がないと思われる、一定規模以上の組織なら、なおのこと効果があります。この場合、「社長の夢にシビれたので入社を決めました」という声が聞かれます。


 イメージが湧いたでしょうか? ぜひ、取り組んでみてください。


(船井総合研究所・橋本直行)


☆船井総研が運営する物流ビジネス情報サイト「http://www.ecologi.net


※記事は16年4月の記事執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。

※本記事はこれまでに「物流ウィークリー」本紙に掲載したものです。内容は記事執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。
 

筆者紹介

船井総研:地域一番物流企業のつくり方

船井総研:地域一番物流企業のつくり方 本コーナーでは、船井総合研究所 環境ビジネスコンサルティンググループによる リレー連載を掲載します。

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