物流ウィークリーヘッドライン
現在、経営に悩んでおられる方は大勢いらっしゃると思います。もし奥さまやお子さんがおられるなら、一人で悩みを抱え込まないで、家族と会話をしてみてください。自分一人では思いつかなかったような知恵がきっと見つかるはずです。そして、間違っても死を選ばないでください。先ほどの奥さまのお話でも、ご主人が自殺を図られたとか。でもそれを救ったのは結局、いちばん身近におられた奥さまです。
私の父、八起会会長も倒産したとき、きっと自殺を考えたと思います。でも、その思いを止めたのは、母や私たちの存在ではなかったでしょうか。父を信じて疑わない母の姿には、本当にオーラさえ感じました。
一人ひとり、寿命の長短はさまざまでしょうが、いずれ死は確実に、平等に訪れます。病気や事故でなくなられる方でも、もっともっと生きていたいと思われたに違いありません。神さまと両親にいただいたこの命、自分勝手にはできないはずです。
私は野口で生まれ育てられ、高橋となって25年になりますが、これからもいろいろなことに出合いながら育てられ、寿命の限り生きていくことでしょう。私がいま両親に対してできるたった一つの親孝行は、決して親より先には死なない、死んではならないという、その覚悟です。私は二人の娘として生まれたことに、心より感謝しています。
最後に、八起会会員のみなさまにお願いがございます。父一人の力ではこの30年間、とても会を続けることは不可能だったと思います。みなさまのご支援とご協力があったから、きょうの日を迎えることができたのだと思います。そのことに深く感謝申し上げますとともに、これからも父と母、そして八起会を支えてくださいますよう、よろしくお願い申し上げます。