物流ウィークリーヘッドライン
七つ転んでも八つで起きる、その決意を込めて名付けたのが「八起会」である。創立は昭和53年8月6日、倒産者が相つどって立ち上げた。その翌々日の8月8日、読売新聞は私たちの発会式を次のように報道してくれた。
「人生は七転び八起きという。転んで倒れても、不屈の闘志でまた立ち上がる。まるでダルマのように。口でいうのはたやすいが、挫折、とくに事業の倒産となれば、腕を切り裂かれるような痛みと、地獄の苦しみを味わう。そんなつらさを乗り越えて、敢然と再起の道を目指そうという人たちの集団がうぶ声をあげた。名付けて八起会。
鉄鋼業、建設業、輸出業など日本の高度成長を支えてきた分野で活躍しながら、長期不況の波をかぶって、事業運つたなく撤退した人たちのつどいだ。さる6日には東京・台東区の浅草公会堂で発会式が行われ、参加者は力強く再出発を誓い合った。その会場での発言の裏には、国から見放されがちな中小企業の実態と、工業大国ニッポンの貧しい現実の姿がくっきりと浮かび上がっていた」
この記事からはや30年以上が過ぎた。まさに光陰矢の如しである。平成20年7月8日(七転び八起きの日)に、私たちは「幸せさがし」~失敗に学ぶ修羅場の人間学~と題して、創立30周年記念セミナーを公開した。
その内容は追い追いに紹介するとして、このセミナーの目玉はなんといっても、「倒産者の妻子が語る」という企画にあった。
私たちはいままでも何度となく公開セミナーを催してきたが、それはすべて経営者側の視点と立場に立つものだった。
それを今回は発想を変えて、倒産者の妻や子が倒産をどのように受け止め、そこからどのように這い上がったかを発表していただいた。その誠意と勇気には感謝の言葉もない。