物流ウィークリーヘッドライン
新エネルギー技術の開発、実証、実現を目的に北陸地方の産官学で組織する「北陸グリーンエネルギー研究会」は、アルミ系ごみを使って水素を発生させる装置の開発事業を進めているがこのほど、同装置を載せた燃料電池車の走行デモンストレーションを行った。これまで実験用ミニカーを走らせていたが、初めて本物の軽トラックを走らせることに成功。3年後の実用を目指す。
この燃料電池システムは、アルミを含む紙パックやポリ袋などの家庭ごみや事業ごみを熱処理することで高純度のアルミを精製。アルミと水酸化ナトリウムを反応させて発生した水素を使い、電気を起こす仕組み。トナミ運輸(綿貫勝介社長、高岡市)が同事業の主受託企業として富山大学、富士越(富山市)などと共同で発生装置から燃料電池に水素を送り込む仕組みを考案した。
エンジンの代わりに水素発生装置と燃料電池、モーター、バッテリーを荷台に装備したトラックのアクセルを踏むと、モーターが回転し時速10kmほどでゆっくりと走った。 アルミ9kgから水素1kgを作ることができ、軽トラックなら80─100km走れるという。
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