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LEVO 「CNG車の普及促進、課題はスタンド不足」

 運輸低公害車普及機構(LEVO、寺嶋潔会長、東京都新宿区)は6月26日に専門紙との懇談会を開いた。

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寺嶋会長

 寺嶋会長は「100年に1度といわれる不況の中でも、取り組まねばならないのが環境問題」とし、「逆境の中でも進まねばならない。決して手を抜くことは許されない立場だ」と語った。続けて「環境負荷の少ない車両として電気自動車が脚光を浴びているが、運行距離やトラックの積載重量なども考慮すれば、まだ先のこと」とし、低公害車両として「お勧めできるのはCNG車である」と強調。「地道に、使える技術を最大限に利用活用していきたい。ポスト新長期規制の適合車両がいつ、どのようなものが出てくるか、メーカーの動向も見ながらフォローアップしていきたい」とした。

 昨年に試行したエコドライブ総合診断事業では、運送事業者から高い評価を受け、今月から本格的に事業を開始する。

 同事業はエコドライブマネジメントシステム(EMS)を実践している運送事業者の、さらなる燃費改善のためにLEVOが運行実態や取り組み状況を調査分析し、燃費改善のための手法を総合的に提案するもの。すでにエコドライブを実施している事業者でも、現場の詳細な調査分析することで、更なる効果が得られている。

 1日からは有料の診断事業を本格的に実施。詳細はLEVOホームページに掲載する。

 LEVOがCNG車の普及促進に向けて実施している導入事業者のアンケートでは、特定荷主のルート配送で1日あたりの平均走行距離100km以上150km未満の利用が多かった。環境問題の改善や企業イメージアップなどCNG車の導入目的について6割以上が「ほぼ満足している」と答え、6割以上が継続する意向と答えている。

 またCNG車に対する問題点について、「走行性能や耐久性などは改善した」という回答が多いのに対して、「燃料供給設備が少ない」という回答は増加した。燃料充填スタンドの待ち時間についても、前回調査の7年前よりも悪化。これはCNG車の導入が進み車両が増加したのに対して、CNGスタンドが足りなくなっている実情を示している。

 今後は広報宣伝活動通じて広く一般国民にCNG車の理解を促進するとともに、自動車メ―カー、ガス業界、運送事業者などと協調体制を強化し、スタンド不足の問題にも取り組みたいとしている。(千葉由之記者)

2009年7月 8日

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