物流ウィークリーヘッドライン
皆様はじめまして!
株式会社清長のロジスティクスコンサルタント 本多正史 と申します。
清長という会社名を、
ご存じない方もいらっしゃると思いますので、簡単に自社紹介をさせて頂きますと・・・
・多品種少量高回転 物流のに専門特化したノンアセット3PL会社で、
・「経営」と「現場」両方の視点から支援するロジスティクス構築を得意としており、
・自社で通信販売会社を現在も運営中(年商1億円サイトを2名で運営中)
次に、私ですが、
元々大手物流会社にて、85億円売上る支店の統括副責任者をしており、業界経験は12年ほどになります。
第1回目は、
「【ロジスティクス改革】成功の要件(その1)」についてお話させて頂ければと思います。
これまでは、物流におけるコストダウンが主な目的とされてきた3PLですが、
現在は、経営にインパクトを与える全体の効率化と企業競争力強化、
物流品質の向上や環境負荷の低減へとつながるソリューションも強く求められるようになりました。
さらに、今日では、流通の川下の動向を意識したデマンドチェーン・マネジメント(DCM)への対応が、3PLとしての必須条件となってきている気がします。
そんななか、
昨今、WMS(Warehouse Management System:倉庫管理システム)が注目を集めています。
これは、業務の効率化はもちろん、トレーサビリティや、賞味期限・消費期限などの確実な管理が、企業の信頼性を担保する上で、『欠かせない要件』となっていることと大きく関係しています。
特に、最近は「食の安全・安心」という言葉が、毎日のように各種メディアで聞かれるようになりました。
今、製品の品質確保はコンプライアンス、CSRといった問題としてはもちろん、消費者一人ひとりの実感として、求められる風潮が強まっているのです。
その点、サプライチェーンの要所として機能する倉庫の管理は、品質確保の要といえる重要な業務です。
何より、製品に対する信頼あってこその販売活動です。
さらに、こうした前提に立ったうえで、企業は、市場動向に捉え、スピーディに倉庫業務をこなさなければなりません。
▼迅速な『業務遂行』と確実な『品質確保』
この相反する要件を、両立しなければならないことも、3PL会社は求められており、
WMSが必要となってきている大きなポイントといえます。
では具体的に、どのような業務が求められるのでしょう。
商品を入庫し、在庫保管をし、受注引き当てを行い、ピッキングをして出庫する、といった、一連のプロセスにおいて、品質を確保するうえで必要な業務を、以下に少し整理してみました。
・商品を製造日付別に仕分けし、先入れ先出しを行う
(出荷先ごとに分けて行う場合もある)
・「キャンペーン用」など、特定の目的を持つ商品の場合、
たとえ同一の商品でも、一般のものとは別商品として管理する。
・商品検査、一定期間保持、特定の出荷先専用といった要件に応じて、
商品に出荷制限・制約を掛け、後にそれを解放する。
etc....
こうした、きめ細やかな管理を、倉庫の限られた保管スペースの中、
オペレーションのミスなく、しかも、迅速に行うには、人手による作業では限界があります。
結果として、システム化が必要となるケースが増えているわけです。
在庫管理の仕組みは、数年前までは、単なるコスト削減のための導入といった感がありました。しかし現在は、効率化と品質確保の両面に重きが置かれています。
特に、品質確保が社会ニーズと化している今、
WMSは、携帯やパソコンと同様に、メーカーや物流会社にとって最低限のインフラとして、位置付けられてきたといっても過言ではありません。
それを証明する出来事として、最近は、3PL物流会社が、荷主から業務を受託する際、WMSの保有が必要条件になることもあるようです。
少々長くなってしまいましたので、次回、その2をお話させて頂きます。
株式会社 清長 http://www.seicho-inc.jp/
ロジスティクス経営士
経営ソリューション部 部長
本多 正史(ロジスティクス全体最適化のスペシャリスト)
大手小売会社にて、物流企画、物流センターの立ち上げなど、
業務を一から作り上げ軌道に乗せる業務を複数経験。
同社退社後、その経験・知識を活かし、大手運送会社の3PL部にて、
営業管理責任者、統括副責任者を歴任。
物流プランナーとして常時100社を超える顧客への、
3PL提案・物流システム構築・業務改善など、幅広く物流業務に携わり、
業務プロセス改善、物流再構築などに従事。
その後、戦略系コンサルティング会社にて、
戦略の立案・策定、資金調達等の業務に従事する。
その他、大手通販会社、リアル店舗を多数有するコスメ・健康食品会社等、
物流センター再構築プロジェクトなどに多数参画。
現在は、清長にて経営と現場の2つの領域から、全体最適支援を行っている。
コンサルティングテーマは、
「「経営」と「現場」両方の視点から支援するロジスティクス構築」
取得資格:ロジスティクス経営士(Certified Logistics Senior Master)
物流技術管理士
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