物流ウィークリーヘッドライン
「近い将来、確実にドライバー不足になる」と語るのは、三十数台を稼働させて食品関係の輸送を手掛けるA社の常務取締役。次世代に同社を引き継ぐ立場の同氏は「中型・大型免許の規制により10年後、確実に労働力に問題が起きる。人材育成には時間も掛かるので、すぐにでも対策を講じないと空洞化してしまう」と話す。
また、「Nox・PM法も中途半端な規制だと思う。車が分散する地方には必要ないことになるのだろうが、空は一つだし道も続いている。対策を講じていないトラックも規制地域を走るのだから、すべての車両に同じ規制を。その規制もユーザー側ではなく、車両メーカーもしくは軽油に問題があるなら軽油精製や販売側にかけるのが当然」と述べる。
規制強化に関しては「運送許可を簡単に出し過ぎ。少なくとも、新規参入会社の経営者自身も運行管理の有資格者とするなど、トップが安全マネジメントを理解しなくては業界レベルは上がらない。コンプライアンスだなんだと後から絞り込むより、入り口でより分けるべきだ」と語る。
一方、同じく五十数台で食品配送を請け負うB社社長は「規制なんていらない、全面自由化で良い。社会保険未加入などは、規制とかの問題ではなく、もともと違法なのだから取り締まりを強化すればよい。違法事業者を放置していること自体がおかしい」と話している。
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