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まだまだ現役!社長は模範ドライバー 優共運輸

【奈良】昭和27年に創業した優共運輸(香芝市)は今年57年目を迎える老舗の運送事業者。藪(やぶ)正社長は2代目の社長になる。今年で61歳になるが毎日、ハンドルを握っている。会社でも事故はほとんど起きておらず、社員の模範ドライバーとして活躍中だ。

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薮社長

 同社は食品輸送を中心に事業を展開。近畿一円の配送から長距離までこなし、車両数は4t車、大型車を中心に20台を保有する。

 昔は地場産業である靴下やぶどう、研磨剤として使われる石などを扱っていたが、海外からの輸入製品に押されるなど、貨物量は徐々に減少。昭和45年からアイスクリームなど食品配送の分野に進出。大阪万博の開催時期と重なったこともあり、勢いに乗って事業を拡大していった。

 藪社長はトラックの運転を始めて38年。今は10tウイング車を担当。「運転は好きだが、配送に従事していた方が得意先や荷物の動きがよくわかる」という。

 藪社長自身、これまで保険を使うような事故は起こしていない。安全運転の秘訣について、「車間距離をとること、前をよく見ること、バックミラーにも注意を払うこと、雨降りのカーブには特に注意して運転すること」と話す。

 同社は経営環境が厳しい時期は、社長や役員が自ら給料を削減し、運転者の給料は下げたことがないという。そのため同社は勤続20年、30年の社員が多い。「得意先が発展し、従業員も安定した生活が送れるのがベスト」という。

 藪社長は「まだまだ現役の運転者。今もメガネなしで運転できる。このまま70歳まではハンドルを握りたい」と意欲的だ。(大塚仁記者)

2009年7月15日

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