ローカルニュース

金澤運輸 「トラック運賃診断サービス」を開設
BDFも導入「環境対策は運送業の務め」

【東京】金澤運輸(東京都港区)では、自社のHPとは別に、「トラック運賃診断サービス」と題したHPを開設し、新規荷主開拓のツールとして運営している。

 依頼者(荷主)はサイト内の入力フォームに案件を入力すれば、診断結果をメールで受け取れる仕組み。匿名でも利用できるのが特徴。

 金澤秀昭社長は、「いわば〝自己鍛錬〟。恥ずかしい見積もりは出せないというプレッシャーがかかり、提案能力が養える。難しい案件ほど鍛えられる」と説明。「もちろんリスクもあるが、荷主と対面できるきっかけになり、営業の切り札にもなる」という。

 同社では、今年3月からバイオディーゼル燃料(BDF)を使用した輸送業務を開始している。現在、川崎営業所で2t車1台が稼働。地場配送がメーンで、1日の走行距離はおよそ100km。BDFは15ー20リットルを使用している。

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 同社のBDF導入を支援しているのはバイオ・ディーゼル事業協同組合(三重県松阪市)の理事長を務めるアンジェロの内田守社長。金澤社長が同理事長からBDFへの取り組みを聞き、賛同したのがきっかけという。

 金澤社長は「BDFとは何かすら知らなかったが、内田社長の話を聞くにつれ、当社でも環境対策としてできることがあるのではないかと考えた」と振り返る。「トラック運送業は環境に優しいとは言えないからこそ、少しでも良いことをしたかった」とし、「『自分たちは環境に良いことをしている』とドライバーや社員の意識も変わってきている」という。

 「導入時には不安もあった」と振り返るが、「これまで問題なく稼働しており、将来的には、10台まで増やしていく予定」。「世の中に必要と思われることを、継続して少しでも多く取り組んでいきたい」と語る。

 また、アンジェロでは関東圏でのBDF導入企業を増やすため、東京支社を開設。廃油の供給元となる飲食店街や大型マンションが集積する都内で活動し、原料の供給先の確保にも動く。内田社長は、「1人でも共感していただける運送事業者の方に参加いただきたい」と語る。

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金澤社長(左)と内田社長

 BDF導入や事業への参加に関する問い合わせはバイオ・ディーゼル事業協同組合、電話0598(51)9052番。

◎関連リンク→ 金澤運輸株式会社
◎関連リンク→ トラック運賃診断サービス

2010年9月 3日

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