物流マンのための物流用語集

最低賃金 【 さいていちんぎん 】

最低賃金法に基づき国が賃金の最低限度を定め、使用者は、その最低賃金額以上の賃金を労働者に支払わなければならないとされている制度。 最低賃金には「地域別最低賃金」と「産業別最低賃金」があり、事業者はどちらか高いほうを適用して雇用を行う義務がある。 仮に最低賃金額より低い賃金を労使合意の上で定めても、それは法律により無効とされ、最低賃金額と同額の定めをしたものとみなされる。 しかし、一般の労働者と労働能力などが異なるため最低賃金を画一的に適用することが必ずしも適当でない労働者については、使用者が都道府県労働局長の許可を受けることを条件として個別に最低賃金の適用除外が認められている。 最低賃金の適用除外を受けられる労働者は

精神または身体の障害により著しく労働能力の低い者 試みの使用期間中の者 職業能力開発促進法に基づく認定職業訓練を受ける者のうちの一定のもの

イ 所定労働時間の特に短い者 ロ 軽易な業務に従事する者 ハ 断続的労働に従事する者

となっている。 適用除外を受けようとする使用者は、それぞれの所定様式による申請書3通を作成し、所轄の労働基準監督署長を経由して都道府県労働局長に提出する必要がある。

2007年度の厚生労働省の調査ではこの最低賃金を払っていない違反事業所は6.4%にのぼり、最低賃金額未満の賃金しか受け取っていない労働者の属性を見ると、68%が女性、57%がパートアルバイト、14%が障害者、7%が外国人で労働市場での弱者に集中している(東洋経済誌記事引用)。

最低賃金法、および全国の最低賃金データについてはこちら。 http://www2.mhlw.go.jp/topics/seido/kijunkyoku/minimum/minimum-01.htm


【提供元:物流解決ねっと

 
 
 

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