物流・トラック業界の総合ビジネス専門紙 『物流ウィークリー』バックナンバー

2005年 2月7日号 NO.898 (ETC車載器特集号)

トップニュース

郵政、日通、西濃を選んだ理由 楽天市場

 日本最大のインターネット・ショッピングモール「楽天市場」を展開する楽天(三木谷浩史社長、東京都港区)は、1月17日から、日本郵政公社、三井倉庫と提携し、「楽天市場」出店者を対象として「ゆうパック」を利用した物流サービスを開始した。決済・配送サービスを担当する営業企画管理部・メンバープログラム部の浦谷博巳氏に「ゆうパック」サービス開始の経緯や狙いについて話を聞いた。
 97年にわずか13店で発足した「楽天市場」。インターネットの普及とともに急成長し、現在、出店数1万、常時出展されている商品数は1000万点を超えるまでになった。最近では「東北楽天ゴールデンイーグルス」によるプロ野球新規参入など、多方面から大きな注目を集めている。
 「楽天市場」では、これまで出店者に対して西濃運輸と日本通運の2社と提携し、商品配送業務をあっせんしてきた。両サービスとも楽天出店者に対する特別割引プログラムで、「西濃のプログラムは、沖縄や離島を除いて、全国一律の宅配送料で商品が配送できる点が優れている。日通のプログラムは、料金の安さと物流品質の良さのバランスが取れている。現状では、同じくらいの割合で利用されている」と話す。
 今回、これに郵政公社の「ゆうパック」斡旋プログラムが加わった。
「1年ほど前から話を進め、昨年の夏頃にゆうパック斡旋プログラム開始の決定をした」と浦谷氏。拡大する楽天市場の荷扱量を考慮して設定された料金体系となっており、「ゆうパック」利用のメリットとして「遠距離と市内配送網が強いことが1点。東京からだと、本州全域の配送のスピードが速い。また、料金体系が重量制なので、例えば『軽いけれど、サイズがかさばる物』の配送などにメリットが出てくる」と説明する。
 三井倉庫が提供するWEBを使った「C—L─NKシステム」を利用することで、出店者は1)送付状作成2)配送完了のテータス確認3)代引入金管理などを簡単に行うことが可能となる。サービス開始から間もない為、「まだ、実際に『ゆうパック』を利用している出店者はほとんどいない段階」だが、「出店者からの資料請求が殺到している」と話す。
 楽天側は、配送サービスのあっせんを行うだけなので、『西濃』『日通』『郵政』のプログラムの中からどれを利用するかは、出店者が決めることになる。「出店者によっては、あっせんしていない『ヤマト』や『佐川』と個別契約しているところもある」という。「配送業者を集約するより、選んでもらおう」というスタンスだ。
 西濃、日通、郵政のあっせんしか行っていない点については、「数年前から、ほぼすべての大手配送事業者にサービスの打診をし、その中から魅力ある大口割引サービスとして3社を選んだ。条件面やシステム連携面なども考慮した。特に制限をしているわけではない」と説明。「郵政による『ヤマト包囲網』に加わるという訳ではない」と笑う。
 「深夜でなければ受け取れない」「コンビニで受け取りたい」といったユーザーニーズも出てきていることから、「他の事業者からでも、良い提案があればサービスのあっせんを考えていく」としている。
 プロ野球新規参入の効果も出てきている。認知度が高まったことで、「トップページのページビューが増えた」という。今後は、「新規ユーザーとして、野球ファン層の掘り起こしに注力したい。40─50代男性など、あまりネットショッピングをしてこなかった方達にも利用してもらいたい」。(玉島雅基記者)

クローズアップ

郵政、日通、西濃を選んだ理由 楽天市場

 日本最大のインターネット・ショッピングモール「楽天市場」を展開する楽天(三木谷浩史社長、東京都港区)は、1月17日から、日本郵政公社、三井倉庫と提携し、「楽天市場」出店者を対象として「ゆうパック」を利用した物流サービスを開始した。決済・配送サービスを担当する営業企画管理部・メンバープログラム部の浦谷博巳氏に「ゆうパック」サービス開始の経緯や狙いについて話を聞いた。
 97年にわずか13店で発足した「楽天市場」。インターネットの普及とともに急成長し、現在、出店数1万、常時出展されている商品数は1000万点を超えるまでになった。最近では「東北楽天ゴールデンイーグルス」によるプロ野球新規参入など、多方面から大きな注目を集めている。
 「楽天市場」では、これまで出店者に対して西濃運輸と日本通運の2社と提携し、商品配送業務をあっせんしてきた。両サービスとも楽天出店者に対する特別割引プログラムで、「西濃のプログラムは、沖縄や離島を除いて、全国一律の宅配送料で商品が配送できる点が優れている。日通のプログラムは、料金の安さと物流品質の良さのバランスが取れている。現状では、同じくらいの割合で利用されている」と話す。
 今回、これに郵政公社の「ゆうパック」斡旋プログラムが加わった。
「1年ほど前から話を進め、昨年の夏頃にゆうパック斡旋プログラム開始の決定をした」と浦谷氏。拡大する楽天市場の荷扱量を考慮して設定された料金体系となっており、「ゆうパック」利用のメリットとして「遠距離と市内配送網が強いことが1点。東京からだと、本州全域の配送のスピードが速い。また、料金体系が重量制なので、例えば『軽いけれど、サイズがかさばる物』の配送などにメリットが出てくる」と説明する。
 三井倉庫が提供するWEBを使った「C—L─NKシステム」を利用することで、出店者は1)送付状作成2)配送完了のテータス確認3)代引入金管理などを簡単に行うことが可能となる。サービス開始から間もない為、「まだ、実際に『ゆうパック』を利用している出店者はほとんどいない段階」だが、「出店者からの資料請求が殺到している」と話す。
 楽天側は、配送サービスのあっせんを行うだけなので、『西濃』『日通』『郵政』のプログラムの中からどれを利用するかは、出店者が決めることになる。「出店者によっては、あっせんしていない『ヤマト』や『佐川』と個別契約しているところもある」という。「配送業者を集約するより、選んでもらおう」というスタンスだ。
 西濃、日通、郵政のあっせんしか行っていない点については、「数年前から、ほぼすべての大手配送事業者にサービスの打診をし、その中から魅力ある大口割引サービスとして3社を選んだ。条件面やシステム連携面なども考慮した。特に制限をしているわけではない」と説明。「郵政による『ヤマト包囲網』に加わるという訳ではない」と笑う。
 「深夜でなければ受け取れない」「コンビニで受け取りたい」といったユーザーニーズも出てきていることから、「他の事業者からでも、良い提案があればサービスのあっせんを考えていく」としている。
 プロ野球新規参入の効果も出てきている。認知度が高まったことで、「トップページのページビューが増えた」という。今後は、「新規ユーザーとして、野球ファン層の掘り起こしに注力したい。40─50代男性など、あまりネットショッピングをしてこなかった方達にも利用してもらいたい」。(玉島雅基記者)

ローカルニュース

郵政、日通、西濃を選んだ理由 楽天市場

 日本最大のインターネット・ショッピングモール「楽天市場」を展開する楽天(三木谷浩史社長、東京都港区)は、1月17日から、日本郵政公社、三井倉庫と提携し、「楽天市場」出店者を対象として「ゆうパック」を利用した物流サービスを開始した。決済・配送サービスを担当する営業企画管理部・メンバープログラム部の浦谷博巳氏に「ゆうパック」サービス開始の経緯や狙いについて話を聞いた。
 97年にわずか13店で発足した「楽天市場」。インターネットの普及とともに急成長し、現在、出店数1万、常時出展されている商品数は1000万点を超えるまでになった。最近では「東北楽天ゴールデンイーグルス」によるプロ野球新規参入など、多方面から大きな注目を集めている。
 「楽天市場」では、これまで出店者に対して西濃運輸と日本通運の2社と提携し、商品配送業務をあっせんしてきた。両サービスとも楽天出店者に対する特別割引プログラムで、「西濃のプログラムは、沖縄や離島を除いて、全国一律の宅配送料で商品が配送できる点が優れている。日通のプログラムは、料金の安さと物流品質の良さのバランスが取れている。現状では、同じくらいの割合で利用されている」と話す。
 今回、これに郵政公社の「ゆうパック」斡旋プログラムが加わった。
「1年ほど前から話を進め、昨年の夏頃にゆうパック斡旋プログラム開始の決定をした」と浦谷氏。拡大する楽天市場の荷扱量を考慮して設定された料金体系となっており、「ゆうパック」利用のメリットとして「遠距離と市内配送網が強いことが1点。東京からだと、本州全域の配送のスピードが速い。また、料金体系が重量制なので、例えば『軽いけれど、サイズがかさばる物』の配送などにメリットが出てくる」と説明する。
 三井倉庫が提供するWEBを使った「C—L─NKシステム」を利用することで、出店者は1)送付状作成2)配送完了のテータス確認3)代引入金管理などを簡単に行うことが可能となる。サービス開始から間もない為、「まだ、実際に『ゆうパック』を利用している出店者はほとんどいない段階」だが、「出店者からの資料請求が殺到している」と話す。
 楽天側は、配送サービスのあっせんを行うだけなので、『西濃』『日通』『郵政』のプログラムの中からどれを利用するかは、出店者が決めることになる。「出店者によっては、あっせんしていない『ヤマト』や『佐川』と個別契約しているところもある」という。「配送業者を集約するより、選んでもらおう」というスタンスだ。
 西濃、日通、郵政のあっせんしか行っていない点については、「数年前から、ほぼすべての大手配送事業者にサービスの打診をし、その中から魅力ある大口割引サービスとして3社を選んだ。条件面やシステム連携面なども考慮した。特に制限をしているわけではない」と説明。「郵政による『ヤマト包囲網』に加わるという訳ではない」と笑う。
 「深夜でなければ受け取れない」「コンビニで受け取りたい」といったユーザーニーズも出てきていることから、「他の事業者からでも、良い提案があればサービスのあっせんを考えていく」としている。
 プロ野球新規参入の効果も出てきている。認知度が高まったことで、「トップページのページビューが増えた」という。今後は、「新規ユーザーとして、野球ファン層の掘り起こしに注力したい。40─50代男性など、あまりネットショッピングをしてこなかった方達にも利用してもらいたい」。(玉島雅基記者)

ローカルニュース

郵政、日通、西濃を選んだ理由 楽天市場

 日本最大のインターネット・ショッピングモール「楽天市場」を展開する楽天(三木谷浩史社長、東京都港区)は、1月17日から、日本郵政公社、三井倉庫と提携し、「楽天市場」出店者を対象として「ゆうパック」を利用した物流サービスを開始した。決済・配送サービスを担当する営業企画管理部・メンバープログラム部の浦谷博巳氏に「ゆうパック」サービス開始の経緯や狙いについて話を聞いた。
 97年にわずか13店で発足した「楽天市場」。インターネットの普及とともに急成長し、現在、出店数1万、常時出展されている商品数は1000万点を超えるまでになった。最近では「東北楽天ゴールデンイーグルス」によるプロ野球新規参入など、多方面から大きな注目を集めている。
 「楽天市場」では、これまで出店者に対して西濃運輸と日本通運の2社と提携し、商品配送業務をあっせんしてきた。両サービスとも楽天出店者に対する特別割引プログラムで、「西濃のプログラムは、沖縄や離島を除いて、全国一律の宅配送料で商品が配送できる点が優れている。日通のプログラムは、料金の安さと物流品質の良さのバランスが取れている。現状では、同じくらいの割合で利用されている」と話す。
 今回、これに郵政公社の「ゆうパック」斡旋プログラムが加わった。
「1年ほど前から話を進め、昨年の夏頃にゆうパック斡旋プログラム開始の決定をした」と浦谷氏。拡大する楽天市場の荷扱量を考慮して設定された料金体系となっており、「ゆうパック」利用のメリットとして「遠距離と市内配送網が強いことが1点。東京からだと、本州全域の配送のスピードが速い。また、料金体系が重量制なので、例えば『軽いけれど、サイズがかさばる物』の配送などにメリットが出てくる」と説明する。
 三井倉庫が提供するWEBを使った「C—L─NKシステム」を利用することで、出店者は1)送付状作成2)配送完了のテータス確認3)代引入金管理などを簡単に行うことが可能となる。サービス開始から間もない為、「まだ、実際に『ゆうパック』を利用している出店者はほとんどいない段階」だが、「出店者からの資料請求が殺到している」と話す。
 楽天側は、配送サービスのあっせんを行うだけなので、『西濃』『日通』『郵政』のプログラムの中からどれを利用するかは、出店者が決めることになる。「出店者によっては、あっせんしていない『ヤマト』や『佐川』と個別契約しているところもある」という。「配送業者を集約するより、選んでもらおう」というスタンスだ。
 西濃、日通、郵政のあっせんしか行っていない点については、「数年前から、ほぼすべての大手配送事業者にサービスの打診をし、その中から魅力ある大口割引サービスとして3社を選んだ。条件面やシステム連携面なども考慮した。特に制限をしているわけではない」と説明。「郵政による『ヤマト包囲網』に加わるという訳ではない」と笑う。
 「深夜でなければ受け取れない」「コンビニで受け取りたい」といったユーザーニーズも出てきていることから、「他の事業者からでも、良い提案があればサービスのあっせんを考えていく」としている。
 プロ野球新規参入の効果も出てきている。認知度が高まったことで、「トップページのページビューが増えた」という。今後は、「新規ユーザーとして、野球ファン層の掘り起こしに注力したい。40─50代男性など、あまりネットショッピングをしてこなかった方達にも利用してもらいたい」。(玉島雅基記者)

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