物流ウィークリーヘッドライン
「危ない経営10か条」の第4条は、「言行が一致しない経営者」である。
このタイプの経営者は、社員や幹部にうとまれやすく、取引先や金融機関に軽んじられやすい。
つまり、どこを向いても信用されず、常に倒産と背中合わせの経営を強いられる。
八起会へも「幹部が動かない」「社員が働かない」「取引先が現金でなければ取引できないと言い出した」などの相談が寄せられるが、大抵の場合、経営者の言行不一致に原因がある。
約束通りにボーナスを出さなかったら、どんな社員だって怒る。
支払い期日を守らなかったら、どこの取引先だって腹を立てる。
当たり前のことである。
ところが、言行不一致型の経営者に限って、その当たり前のことがわかっていない。
だから「10%減ぐらい我慢してくれたたっていいじゃないか」と、認識が甘くなり、信用を失っていく。
私はそういう経営者に対して、いつも次のようにアドバイスしている。
「おそらく、完全に言行の一致する人間など一人もいないでしょう。
その点では、一人の人間としてみれば社長も社員も、役人も政治家も似たり寄ったりかもしれません。
しかし、トップやリーダーと呼ばれる人たちに限っては、言行の不一致が命取りになります。
それは、彼らの言が多くの人たちを左右しているからです。
いったんそこに不信が生ずれば、誰もその言に従いません。
経営者ならたちまち倒産です」
先頃、国民年金の未納議員が相次いで発覚し、国民の怒りを買った。
閣僚をはじめ党首クラスにまで及んだのだから無理もない。
が、二、三の例外を除いて、大方は役職にとどまった。
「国民だって4割も未納ではないか」と言いたいのだろうが、リーダーにあるまじき言行不一致である。
![]() POT Voice 販売パートナー募集 |
用途に合わせて選べるハンディ |